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*いつか
*
*空(別ヴァージョン)
*風と雪と私と貴方
*
*雲輝く夕空
*桜の花びらに乗って
*今日も見上げる
*日々の行く末
*春の終わりに来る風
*自然を感じて
*貴方を未だ恋しいと思う
*大切なのは気持ち
*切なく脆く。




























『いつか』



悲しい昨日が対になったところで

いつか笑顔に変わるんだったら

僕は君を太陽の様に思うだろう

太陽は輝きを増すだろう

悲しい涙が嬉しい涙に変わるとき

全ての事が美しいと思えてくるだろう




























『空』



雨上がり

  空を見上げると

回りを含む

  皆が幸せになるだろう



































『空(別ヴァージョン)』



快晴を見上げれば

爽やかな風が吹くだろう

雨上がり 輝く空見上げ

過去を懐かしく思う

そしたら

自分の周りを含む全ての人が

幸せになるんじゃないかな




























『風と雪と私と貴方』



風…
風は私の好きなものを運んできてくれる

町を歩けばパンの焼ける香り
草原を歩けば草の香り

私は風が好き

風は雲を連れて行く

そして

私のモヤモヤした気持ちも
すべてフッ飛ばしていってくれる

辛い事悲しい事は風が連れて行ってくれる
楽しい事嬉しい事は風が連れてきてくれる
風は私の支え…そして友達…


雪…

冷たく白い雪は
私の心そのもの

凍りきった私の心は
脆く切ない

でもそんな凍りきった私の心を溶かしてくれた貴方

貴方は誰?


空から優しく降ってくる雪を手に取り
私は覗き込む

雪の真っ白さに今にも吸い込まれそう

雪は一瞬しか煌かない

煌く雪は尊い

私の心は何なの?

雪と私と貴方…


風には適わない貴方の優しさ
私の心も溶かす貴方の笑顔


貴方は私の傍にいる




























『恋』



もし恋をしたら直ぐに伝えようよ


貴方が言わなきゃ

何も変わらない




気持ちを伝えたら叶うかもしれない

恋に終わりが繰るかもしれない



それは分らないけど


でも


自分の何かが変わるよ


自分の気持ちがすっきりするよ




























『雲輝く夕空』



夕方になると

空は紅く染まる


夕日によって

雲も紅く輝くんだ


雲輝く夕空


雲は…

夕方に一番

輝くんだ




























『桜の花びらに乗って』




春は別れの季節でもあり
春は出会いの季節でもある


春に散る花もあれば
春に咲く花もある


別れは嬉しさと悲しさの涙
出会いは新しい友情への導き


学生にとっての別れ
今までお世話になった先輩や
今までお世話になった先生方
そんな人との別れ
涙が自然と流れてくるもの


学生にとっての出会い
学年が上がり、新しいクラス
あまり話さなかった子と話すようになり
また新たな友情、そして絆ができる
これからの一年、
その絆を深める努力をしなければならない



春は悲しさと幸せが対になる季節



春には桜が咲く
春に咲く花は他にも色々あるけれど
野原が色とりどりになるけれど


今目の前にある大きな木
花びらが一枚一枚舞い散る桜の木


この桜の木の様に
暫くは友に一つの木になろう
そしてまた花びら一枚一枚が舞い散り別れる時
そんな時は
笑顔で泣こうよ
辛い涙じゃなくて
嬉しい涙で泣こう


私達の生き様は
さくらの木に似てるんだ

一人一人が
桜の花びら一枚に乗ってるんだ




























『今日も見上げる』



透き通った空を見上げる
少量の雲が私の上を過ぎ
横に流れる

風が私の頬を撫で
何処かの家の料理の匂いを鼻で感じる

風がなびく度に
私の髪も揺れて視界が遮る

度々見える空と雲



足を投げ出し
片手を空へ大きく前に出す

太陽の日差しを手で遮り

目を細める




これが毎日の日常

早朝の朝日
真昼の透き通った空
帰り道の夕日

暇な時間があれば空を見上げ

私は微笑む


空は今日も晴れてる




























『日々の行く末』



私は過去を追い続けてきた

過ぎ去っていく私の時間

未来を考えないで
過去だけを見つめてきた

だからこそ未来が現実となり過去になった時
それを悔やんでまた引きずる

過去よ戻ってきておくれ

そんな日々を送ってきた



でもそれは無意味な事

分かっていてもそうなってしまう



まずは自分を変えなければ



過去を追うことがやめられないのなら

未来も友に追いかけていこう

そうすれば



過去を悔やむとき、辛さが減る

過去を思い出すときに少しでも幸せになれる



そんな気がしてきた




























『春の終わりに来る風』



こんな日に浴びる風も気持ちがいい

肌寒いぐらいの風
そして夕日に
綺麗な薄っすらと赤い青空と
空を横切る飛行機
そんな環境が丁度いい

嫌な事があっても
この空と風でイライラが吹っ飛ぶ

遅くになっても
こんなにも気持ちいいのならいいかもな

辛いのに
苦しいのに
何故か明るくなってしまう

台風が来る直前の少し強めの風
開けた窓の傍に立つと
さらさらと髪を靡いて
そしてふんわりと体を包んでくれる

自然が好き
風が好き
空が好き

どんなに嫌な事があったって
こんな風に出会えば気分が晴れる

受験生の今
考えなければいけないのは未来
今こうして楽な時間も
次に来るのはいつだろうか
”勉強しなくちゃ”と未来の事を考える度に苦しくなる
受験から開放される来年には
今傍にいる人たちがもういない

ああ夕日が羨ましい
毎日毎日同じ道を何度も歩む事ができる
風に揺られる雲も赤く染めてしまう夕日が

時間に束縛される事に嫌になる
自由が欲しい
羽が欲しい
大空を自由に飛びたい
そんな事も思った事がある

未だに風に揺られる自分
目の前には沈みかける夕日
髪がふわりと靡く
ため息をつきながらも
風に揺られるこの時間を愛しく思う

ああもうすぐ家に着く
時間を惜しむ今

それでも飛行機は夕日に向かう






























『自然を感じて』



風は曇を運ぶ
時間を促すかのように
風はにおいを運ぶ
嗅覚をくすぐるように

風がなければ曇は動かず
においは同じ場所を漂う

空は地上に広がる空間
空は地上から見上げる所
空の色は一つじゃない
時と場合により変化する色彩
誰もが見たことのある光景
けれども手では掴めない

自然というもの
それは身近にあって
手の届かないもの






























『貴方を未だ恋しいと思う』



貴方は心に傷跡を残した
痛々しいものじゃなくて
優しい恋という傷跡



もう貴方の側に居るのは別の女性だけど

私の隣には違う男性だけど


私は貴方を愛しているの

手放したのは私

でも

貴方のためだと思ったから


貴方が例え自分じゃない女性に笑いかけても

胸がチクチクと痛んでも

自分が抱える思いはずっと閉まっておくね




貴方の愛だけ私は存在できる


だから

貴方の中のたった一欠片だけでいい


私を思い続けて






























『大切なのは気持ち』



貴方は凄く近くに存在するけれど
貴方の心は遥かに遠い

その距離を感じるのが怖くて
確かめる事を拒んできた

日が 時が過ぎてゆく
太陽が沈み再び昇る
そうして時間は流れていくんだ
そうしてだんだん離れていくんだ
ついには手の届かない場所へ

今頑張れば手が届くかもしれない
例え限りなく0に等しくとも
今頑張らなければ離れていくだけ
今過ごしたこのひと時はもう訪れない

勇気を出すだけ
不安を引きずらないだけ

それができればいいのに
あたしにはそれができないの

どんどん心が離れていく
心だけじゃない
もう既に見えない所に居るかもしれない

不安と恐れ
後悔と惨めさ
どちらを選んだらいいのだろう?
不安が募る一方のあたし


だけど考えてもみて


不安と恐れはあるけれど
結果なんてこの際何だっていい


自分の気持ちが晴れる事を望めばいい


距離を知ることを拒んではいけない
貴方が他の人を想っていても怖がってはいけない


あたしはあたし
貴方は貴方


勇気なんて要らない
ムードなんて要らない


ただ言えばいいの


ただ想っている事を言えばいいの



勇気なんて要らない
不安なんて要らない

頑張らなくていい



ただ口に出すだけでいい
そう

口に出すだけ


貴方の心が離れていっても
あたしが追いかければいい

貴方が見えなくなっても
あたしが見つければいい


人にしてもらうんじゃなくて
あたしがするの


勇気なんて要らない
必要なのは気持ち





























『切なく脆く。』



一言も

紡ぐ事なく見てるだけ

交じり合う視線が消え失せる

ふと気づけば視線を感じるのに

交わす事のない言葉

一言言ってくれるだけでいいのに

見てるのは遠い場所

感じた視線が

儚い思い込みだったとしたら

虚無に散った心は

どこへ向かって行けばいい

ただただ切なく痛む何かが

心を翻弄したその先は

誰か助けてと空を掴む

届いて欲しいと願った思いが

届かぬものへと変わっていった

そう悟ったその刹那

目に映る全てのものが

滲んで揺らいだ