銀時夢







何でこーなったんだろう…











「銀サン何処行くんですか?」



朝、俺は出かけようとした時に新八に呼び止められた





「なんか平賀のオッサンがスゲェ発明したらしいからちょっくら見てくるわ」



「じゃぁ私等も行くアル」
「いいですねェ行きましょう」




とか言ってコイツらは俺についてきた






そんで早速いじてったらプスプスと…



「ヤベェぞコレ…」





ドォオオオオン




俺の声は虚しく爆音にかき消された



そしたら雲行きがだんだん悪くなって


雷に異常気象…




そんで…









***


『退いて退いてェェエエエエエ!!!』



ドタドタドタ




「ん?」


反対の道からの声



『ちょっマジで退いてェコノヤロー!!私今急いでるんだァ!!邪魔すんなやァ』




何だ?と見に十字に向かうと




「!!」
『うぎゃぁあああ!!』



ドンッ




衝突し、勢いで倒れた





『っ…いらい〜…』

「いってェ…」


頭を支えながら立ち上が……っ!?




俺は自分の頭支えてんだよな?




さらっさら…




そう


サラサラなんだよ


え!?
俺サラサラストレート!?
マジ!?
やった

念願のストレートォ!!




『ぎゃぁぁああああああクルックルぅぅううう!!』



「!?」




顔を見ると




「俺…?」

『あ〜…どーも…銀ちゃん…だよね?やっぱり…』

「ぁ〜…そーだけど…?」

『うん………自分もなっちゃったか…』



「………どーゆーこった?」




『ぇ〜っと…』






は俺に説明した


の家の近所で入れ替わりが多発していて

俺の家に急いで向かおうとした所でこうなったと




「つまりは…」

『私と銀ちゃんが入れ替わったと…』



「マジでか…」



『さ・・・最悪…天パーなんてヤダぁぁああ!!!


「煤i ̄□ ̄;)酷くない!?それちょっと傷付くんだけどォ!!」


『いつものこったろ勝手に傷付け馬鹿』





ちくしょう…


の野郎最近どんどん俺への弄りがヒートアップしてやがる



ん?

ちょっと待てよ?



「やったぜ!これなら甘味屋行けるぅ!!」


『!?はぁあッ!?』


の体は至って健康!!よっしゃ!そうと決まればダッシュぅう!!」



ぴゅぅ〜ん!!



『待てや』


ガシッ




思いっきり服の襟を引っ張った



「ぐっ…」


『ぁ゛あ゛?何考えてんだテメェ?私は甘いの嫌いなんだよ
 私の体を糖尿病にしてみろ…私がこの体に何するかわかってんのか?あん?』



睨みつけられた


はっきり言って


今までで一番怖ェ…



「いや・・・でも…」


『元に戻るまでは甘いモノ禁止な』


「( ̄□ ̄;)!!何だって!?マジ!?それだけは勘弁!!
  無理!それだけは無理ィ!!俺から甘いモノ取ったらどーなると思ってんのォ」


『腐った糖尿。馬鹿。アホ。』



「……酷い………」


『酷くねーよ。大体いい機会じゃん?』




俺が甘いモノ食べる=の体が糖尿病になる=が何するかわからない…





は甘いモノ食べない=俺の体が健康になる

俺が甘いモノ我慢する=二人共健康




コレしか方法がねェ…




「…我慢する…か…」






***



「あ゛〜〜甘いモノ食べた〜い」

『……なかなか戻らないね…』



アレから2週間

全く戻る形跡が無い




『そろそろ戻ってもおかしくないのに…』

「ねぇ2週間も我慢してるんだよ?ちょっとくらいいいじゃん

甘いモノ早く摂取しねーと銀さん壊れちゃう」

『安心してよ。元々壊れてるから』

…オメェ…




グラッ


「『!?』」



ガタガタガタ

グラグラグラ




ガシャンッ


部屋が揺れ

物が落ちる


『地震!?』


グラッ


「『!!』」


ゴンッ

ダンッ


『っ!!』「ってェ」




大きい揺れに耐え切れず

ふら付いて互いに頭突きを食らわした


衝撃でそのまま座り込んだ



『痛いなァ!!』
「コッチの台詞でもあんだよ」
『お互い様だァ!!』
「意味わかんねーよ……矛盾してるよコイツ」


『アレ?』
「!?」


目の前には銀ちゃんの顔


『元に戻ってるッ!!』
「戻った……」



いつの間にか揺れも収まっていた













「コレで糖分摂取できるな…」




銀時の顔は凄く嬉しそうだ




『良かったね銀ちゃんvVもう私関係ないからさ好きなだけ摂取しなよ』


「うし。」


銀ちゃんは異様な表情を見せた


『え?』


ヒョィッ


『ひゃ!?』



行き成り視界が変わった

私は銀ちゃんに抱き上げられていたのだ






『え…ちょっ…』


ドサッ


『!?』



ソファに落とされた


ドカッ


隣に銀ちゃんが座る



「知ってっか?今までいろいろあって気にもしなかったが今日はクリスマスイブなんだぜ」



『う…うん…そういえばそうだ…』



「クリスマスにはサンタさんがプレゼントを与えてくれる」

『お前はガキか!』


ぺシッ



頭を軽く叩いた



「最後までちゃんと聞けよ」









「そしてクリスマスイブは……

 恋人同士の日でもある









一応俺達……恋人同士なんだからよォ」







そういえば忘れてたけど…

そうだった……(オイ






「つーことで、」

『え?』

「いただきま〜す」


グィッ


『ん……』




私の口を塞いだ

顔が凄く熱い









数秒後離された


『///』


「ごちそーさまvV」




『不意打ち?///』

「さぁね」






12月24日

今日はサンタからのプレゼントではなく

隣で意地悪な顔を見せる

恋人からのプレゼントを貰いました





END




〜後書き〜
沖田君はあんなにも長いのに銀さんや…多分他キャラも短くてスミマセンッ \(≧Д≦*)/
しかも駄文で…やっぱり甘いのは書くの苦手ですね〜

銀「もうちょっとさ〜沖田君ぐらい長くしてくれよ」
結「わりぃな。俺には到底無理だわ。銀時とさんは元々恋人だったけど
沖田君の場合はまだ片思いだったからさ〜…自然と長くなっちゃうんだよ。」
銀「それでもちゃんとあわせられるのが管理人だろ」
結「ぅ〜…俺プロじゃねぇもん」
銀「わがまま言うな!!」ベシッ
『痛い……』
銀「、此処まで読んでくれてサンキュvV」
『時間があったら他キャラの夢も読んでいってやってください<(_ _)>』
銀「じゃ〜な〜」