夢とか希望とかもうどうでもいい
土「オイ、知らねーか?」
隊「さァ…あ!!今日も縁側に腰かけて月見てましたよ」
またか…
は最近月を見るようになった
魅入られたように
毎晩縁側に腰を下ろして月を眺めてる
スッ
俺はがいるであろう縁側に向かって歩き出した
……………
『綺麗だな〜』
私は今日もまた月を眺める
最近月の美しさに気付いて
毎晩この時間は此処に座って眺めてる
『あ…お団子忘れたァ!!
月見とかいいじゃんか〜何やってるんだ私!!
明日こそは鬼嫁と焼酎と饅頭を持って見ようと思ってたのにな〜』
ホントに綺麗
誰もが見ていて、知っていて
この世で一番美しい物なんじゃないかって思う
『あ〜兎の打った餅食いてェ〜(^¬^)』
土「ったく…食い意地荒いなお前」
いつの間にか後ろに来ていた副長のトシ
『トシ…何してんの?』
土「それはこっちのセリフだろ」
そして隣に腰掛ける
手には鬼嫁
『うっわぁ鬼嫁!!』
土「くくっ…テメーマジで酒好きだな」
あ…綺麗な笑顔
そうだよ
いつもこの笑顔を見せてほしい
無邪気なこの笑顔を…
『トシだってじゃんか!!私は少量しか飲みません!!』
土「あれで少量だって言うか?開けてから五分もしないうちに一瓶空じゃねーかよ」
『アレはアレだよ…ホラ!!神様がお召しになった!!』
土「馬鹿かテメーは」
……………
は俺の持ってきた鬼嫁を開ける
土「こんな時間に酒飲んだら明日に響くぞ」
『大丈夫だもんね!!私酒には強いから〜♪』
土「まぁ…の酒の強さには負けるな…」
『フッ…私に勝とうなんて100年早いわ!!」
土「妥当だな」
それから何も言わずに
月を眺めて酒を飲んでいた
私はただ月が好きなんじゃない
月に魅せられる物があるんだ
何かはわからないけど
トシといると
あともうちょっと!!って感じになる
土「…ィ…」
ん!?
土「オイ!!」
『ふぁあい!!』
土「うお!?」
吃驚したよ〜
なんでお前も吃驚してんだよ〜
『な、何!?』
土「もうすぐ零時だ。そろそろ寝ろ」
え!?
もうそんな時間!?
私が月眺めにきたのは9時でっせ?
土「俺がを探しに来た時は9時半だ。3時間も此処にいたんだな、お前」
気付かなかった
トシといると
時間が早く感じる
月をただ見てるだけなら
1時間たったと思ってもまだ30分
でもトシがいつも横に座って
一緒に月を眺めてる時は
いつも時間が早く過ぎてしまう
”もっと一緒にいたいのに…”
え?
今…
私なんて言った?
心の奥底から出た言葉
私は…トシが…好き?
小さい頃から一緒にいたから分からなかった…
総悟にだって気付いてかれてない
私はトシが…好きなの?
土「ほら、行くぞ」
私に手を差し伸べるトシが目の前にいる
『…うん』
私もその手にそっと手を乗せて歩き出す
そっか…
私は好きなんだ
こうして手が触れているだけでドキドキする
この気持ちが恋なんだ
トシ…
まだ言えないこの気持ち
いつか貴方に告げる時が来るまで
貴方は生きていてね
END
〜後書き〜
七瀬…
こんなんで良かったのかしら…?
かなり駄文だね…ごめんよ…
てか今回軽くシリアス気味!?ギャグがよかったかな?
てか貰ってください!!
あ…返品も可能ですよ??