旅にはパンツを忘れてもUNOは忘れるな
昼間
福引の前に立つ神楽
大江戸ストアで貰った福引券で試しにやってみると
小さい玉が出てきた
それは金の玉
略して金t・・・おっと・・・危ない・・・
大きいベルの音が当たりに響く
神楽は歓声に包まれた
第十八訓 旅にはパンツは忘れてもUNOは忘れるな
のんびりとした空気の広がる万事屋に神楽帰宅
『お帰り神楽ァ。』
新「お帰り神楽ちゃん」
だが神楽からは返事がない
何も言わず突っ立っていた
新「・・・・・・?」
何かあったかな?
銀「何やってんだテメー」
お茶を飲もうとした手を止める新八
ジャンプを読みながら顔をあげる銀時
今まで寝ていたが不自然と思い起き上がる
神「ムフフ」
『ん?』
は神楽の不自然な笑いを見て煎餅を頬張る
神「ひざまずくアル愚民達よ。
あ・・・はいいアル。てかはしないで欲しいヨ。」
「「『あ?』」」
神「この貧乏侍どもが!!工場長とお呼び!!」
頭が高い!と指摘をする神楽
私には何がなんやら分からない
変わらずただただ煎餅を頬張るだけ
銀「女王様の方がいいんじゃねーのか、工場長?」
『う〜ん・・・工場長?』
女王より工場長の方が生産的だから偉いという考えだった
やせこけた工場長とお呼び、と言っている
生産的がから偉いって・・・どういう理屈?
立場的に女王のほうがいいでしょ・・・
生産的にって・・・論理的に詳しく説明してくれ
合理的でもいいけど・・・
アレ?合理的ってなんだっけ?
まぁいいや・・・
つかなんでやせこけた?もっと悪くなってんじゃん
新「工場長トイレットペーパー買ってきてくれた?」
あ・・・話切り替えた
神「トイレットペーパーは忘れたアルけど」
銀「安売り今日までなんだぞ、工場長!」
勘弁してくれよ、とため息を零す銀時
オイ・・・誰か腹壊したら終わりだろ・・・
そん時は真選組へダッシュ!!
距離的には遠くないし・・・。
気合でがんばるのみさッ!!
私って・・・
ボケとツッコミ両方やってる気が・・・
Sがツッコミってどーなの・・・?
すると・・・
神「もっと素敵な紙は手に入れたヨ」
神楽は懐へ腕を突っ込み
何かを取り出した
それは
”宇宙への旅”
と書かれた紙・・・
新「宇宙への旅4名様!?」
銀「『こっ…工場長ォォ!!』」
神「だからはいいアル。」
時はターミナル
いろんな宇宙船が並び
万事屋一行は金属探知機を潜る
キンコーン
そこで銀時が引っかかった
何で引っかかったんだ?
銀「んだよ金属の類なんてもってねーって
あ?もしかしてアレか?心のナイフとかにも反応すんのか?」
いやいやいやいや、
ありえないから
心のナイフって何?
どーゆーナイフ?
あ、またツッコんじゃった!!
CA「ご迷惑おかけいたします」
攘夷派によるテロが多発してるらしい
大変だねェターミナルも
銀「あ゛!!スイマセン
股に二つ金属ついてんの忘れてました」
CA「黙ってねーと殴りますよ。」
すっごい素敵な笑顔で怖いことを言った・・・
凄い、見直そう
銀時達を横目で見ながら金属探知機を潜ろうとすると
自分も引っかかった
『あ・・・私もか〜
アレ?金属なんて持ってたっけ?』
CA「お客様、腰に挿している刀が分かりませんか?」
『へ?あぁ・・・刀。』
CA「お取り外しくださいませ」
ど〜しよっかな〜?
刀は武士の魂だし・・・
てか何で銀時の木刀は許されるわけ!?
刀が許される状況は・・・
あ!!これだ!!
『スミマセン。私真選組なんです。
今から乗る宇宙船に攘夷派が潜んでいるという情報がありましたので
潜入操作したいのですが許してはいただけないでしょうか?
斬り合いになった時に必要になります故・・・あ・・・これ身分証明書です。』
私は懐から本物の身分証明書を出した
しっかりとこーゆー時の為に作っておいた身分証明書
役にたったわ
CA「本物ですね・・・。わかりました。
テロ対策としては仕方ないですね・・・どうぞ。」
『どうも』
・・・そうにぃの言った通りにして良かった・・・
実は前に
「いつでも身分証明書は常に携帯しておけ。いろんな事に使えるから。」と言われたのだ
銀「それ職権乱用だろ・・・」
『気にしない、気にしない。』
待ち時間暇なので、
視線を神楽に向けるてみる
神楽は定春の事でCAの人と話していた
「ペットの連れ込みは禁止になっておりまして。」
だが、会話が成立してないのは確かだった
神楽が人形だと言えば
人形はハァハァ言わないと言われ
加湿器と言えば
こんな生臭い加湿器はないと言われ
やっぱりペットと最後には神楽は言っていた。
神「定春誰にも迷惑かけないし人にもかみつかないヨ。」
という神楽のそばには定春はいなく
定春はベンチにいる人を襲っていた
「言ってるそばからやってるから!!お客様ァァァ!!」
CAのオッサンは襲われていた人のところへ駆け寄った
ソイツはムクリと案外普通に起き上がり、
「なんじゃ気持ちよく寝ちょったのに」
聞き覚えのある方言だった
「お客様恐れ入りますが頭の方がフライトしかけております」
「なんじゃ〜頭ァ?」
その男は頭に定春を・・・。
ま、つまり頭を噛み付かれてるワケで。
襲われている男の髪型は黒のパーマ・・・
毛玉と言ったほうがいいのかもしれない
ん?毛玉?
あ・・・アイツ!?
「なんかズキズキするの〜
昨日飲みすぎたきにアッハッハッハッ!」
坂本!?何でアイツがここに!?
「飲みすぎたじゃなくて飲まれております。」
坂「寝汗もベトベトじゃアレ?
真っ赤じゃ・・・あートマトジュース飲んだから。」
トマトジュース飲むとトマトジュースの汗が出てくるんだ・・・
初耳〜(棒読み)
「ポジティブシンキングにも程があるぞォ!!」
ポジティブシンキングじゃなくて
コイツはただ頭が空っぽなだけだよォ〜
坂「身体も重いし完全に二日酔いじゃの〜アッハッハッハッハッ」
定春を頭に乗せたまま(乗せたで済ませていいのか?)
移動しようとする
神楽はソイツを追って去っていった
新「・・・なんだあの人?」
『・・・なんでアイツが・・・・・・。』
新八はが呟いた言葉に疑問を持った
はあの人の事知ってるのかな?でも何処で・・・?
***
銀「なに?定春がさらわれたって?」
フライトの時間が来たので
一先ず神楽は戻ってきた
私たちは船に乗り
今は宇宙だ
そして、出された飯を食べながら話しているのだが・・・
神「もう旅行なんて楽しめそーにないヨ」
そーゆー神楽は沢山食べている
銀「もう台無しじゃねーか。旅行が・・・。」
そーゆー銀時は麺を勢い良く吸っている
『あぁ・・・そーだね。』
ま、説明してる私も凄い勢いで食しているのだけども
新「台無しなのはお前らの人間性だよ」
『いや、お前らの頭だよ』
話しながらだって食べるスピードは衰えない
神「定春だけ残していくのかわいそーネ!」
銀ちゃんは定春かわいくないアルか!と
肉を口に含んだ状態で目に涙をためる神楽
銀「旅先でギャーギャー喚くんじゃねーよ」
あ〜あ〜興醒めだ。と銀時は言う
私は坂本の事を銀時に話していない
切り出そうとした
『ねェ、銀時。
定春を連れてっていった奴・・・。』
私が言い終える前に
アナウンスが流れた
左側に地球がある、という事だった
綺麗だ。
青く、緑で
雲によって少し白が混じっている
神「わーキレイだ〜」
『キレイだな〜』
新「キッチリエンジョイしてんじゃねーか!
も何か言いたかったんでしょ!!」
『あ〜・・・もういいや。』
どうせすぐ分かる事だし。
新「ちょっと僕探してきますよ。」
同じ船乗ってるかもしれないし、と立ち上がろうとする新八
だが、その行動は止められた
「動くな」
後ろから銃口を向けられたのだ
辺りが騒ぎ始める
ハイジャックだァ!!と呻く叫ぶ騒ぐ
「うるせー騒ぐなァァ!!」
私も同感だよ。
私はさり気なく頭を動かし、
辺りの状況を把握する
覆面男が数人・・・これならイケる。
「これよりこの船は我々革命組織”萌える闘魂”が乗っ取った!」
『プッ…(*´艸`*)』
私は堪えずにそのまま笑った
『何?”萌える闘魂”?萌える?キモッ!!
闘魂?生える毛根の方がいいんじゃね?』
「貴様ァ!!黙っとれ!!」
覆面男の一人が覆面をつけたままでも分かるほど顔を赤くしながら言った
あ・・・コイツハゲてるんだな・・・
此処まで反応して赤くなるって事はそーなんだよ。
「宇宙旅行などという堕落した遊興にうつつを抜かしおって
我らの星が天人が来訪してより腐り始めたのを忘れたかァ!!」
『それが何?地球が腐ったのに宇宙旅行が関係あんの?ただの戒め?ただ適当に当てつけたかっただけ?
頭大丈夫ですかァ〜??考える力ありますかァ〜??進研ゼミなんてオススメですよォ〜応用力がつきますよォ〜。』
「この女!!黙っとけって言ってんだろ!!死にてーのか!!」
『お前なんかにやられねーし。』
私には恐れはない
こんな奴らに恐れを感じるようじゃ、まだまだ甘い
相変わらず、私はまだご飯を食べていた
「フンッまぁいい・・・。
この船はこのまま地球へと進路を戻しターミナルに突っ込む!」
要するに、自分達は死ぬが
天人に大ダメージを食らわせようって事ね
『何?アンタ一人じゃ死ねないの?怖いのォ?
へ〜・・・弱虫のハゲだ。ハゲが恥ずかしくて耐えられなくてかっこつけてんだァ!!弱い癖にねぇ。
弱いから物に頼るんだろ?弱いから、刀で勝負しないんでしょ?
カスじゃねェの、ソレ?』
腰に挿した刀を抜き
少し斜めに構える
「ほォ・・・我らに刃向かうか。」
新「!!
ヤ・・・ヤバイよ、銀さん。」
だが銀時と神楽は今だに宇宙を眺めていた
宇宙葬にしたら星になれるかな、と銀時。
なれるともさ、と神楽
ホントに星になるぞ、と新八
「貴様ら我らの話きいてい・・・。」
覆面の一人が三人に近づこうとした時、
金属が切れる音がした
「!?」
が拳銃を真っ二つに斬った
『忘れた?敵はコッチだよ』
刀の刃を反対にし、相手の腹に打ち込む
「ぐはっ!?」
そのまま男は座席に倒れこむようになった
『安心しなさいな。峰打ちだよ。』
「この女ァ!!」
もう一人の覆面が私に銃口を向けた
神「ほァたァァァ!」
「ぐあ!!」
だが神楽の蹴りによってその男は倒れる
『サンキュ、神楽。』
「きっ…貴様ァァ
ぐっ!!」
もう一人を銀時の蹴りで倒した
だが敵はまだいる
「動くな!!」
長髪の覆面男が現れた
何かのゲーム?
よくあるじゃん
”○○が現れた”
”○○は逃げ出した”みたいなさ〜
って、どうでもいいよそんなの
長髪の覆面男は銃口を此方に向ける
だが下には新八が構えていて
新「くらえェェ!!」
「ぐぁあ!!」
その男も倒れた
一斉に歓声の渦になり
拍手活性
「侍!ラストサムライ!!ブラボー」
4人がポーズを取ると
「あれ?」
別の所からやってきた仲間がやってきた
「ふざけやがってェエエ!!」
ドンッ
「ブッ」
その男は2秒も持たなかった倒れた
説明しよう
全員倒したと思ったらもう一人いて
打たれそうになったとこで後ろのドアが開き
”萌える闘魂”さんがドアに巻き込まれ・・・ドス・・・
後ろのドアから人が入ってくる
坂「あ〜気持ち悪いの〜」
酔い止めば飲んでくるの忘れたき〜と笑いながら歩いてくる
未だ定春を頭につけた坂本が出てきた
坂「あり?何?なんぞあったがかー?」
神「定春ぅ!!
このヤロー定春帰すぜよォォ!!」
神楽は坂本を蹴り飛ばした後
定春に駆け寄った
神楽は坂本をも倒し、
定春と感動の再会をしたのだった
銀「感動って言うか?コレ。」
銀時が倒れた坂本をじっと見る
そこで銀時の目が開いた
銀「こっ・・・こいつァ。」
『やっと気付いた?銀時』
銀「やっぱり・・・。」
新「銀さん、、知り合い?」
新八のした質問に答える前に
船が大きく揺れた
「うわァァァ爆発だァァ!!」
遠くから叫び声が聞こえる
どんどん爆発音が聞こえてきて
船の揺れも酷くなる
操舵室で爆発があったらしく、
操縦士達も全員負傷したもよう
「終わりだよお前ら。」
傍で倒れていた男が目を少し開く
天人に迎合する売国奴どもなど皆死ねばよい。と一言だけ言った
『お前いっぺん死ねや。』
船が細かく揺れる
大きな音がし、耳に変な感じがする
「キャアアアア!!」
船が大きく傾いた
『うおッ!?』
普段ならすぐに風を操るのだが
宇宙船の中では空気が限られてるし外は真空・・・
無念にも転びそうになった
『うぎゃぁあああ!!』
女としてその悲鳴はいいのか?
うっせェ!!(by
『ぎゃぁああ!!』
このままじゃ顔面激突!!
ヒロインとしてそれは避けたい!!
銀「よっと・・・。」
私は少し浮遊感を感じた
ふわりとした着地だった
『アレ?痛くない・・・。』
銀時が見事にスライディングキャッチしたのだ
銀「大丈夫か?」
『あぁ・・・ありがと。』
銀時にお礼を言うと、
誰かが叫んでいるのが聞こえた
「どなたか宇宙船の操縦の経験のある方いらっしゃいませんか!?」
すると銀時の瞳孔が開いた
『銀時!!』
銀「ああ!!」
思っていた事は同じだった
一斉に走り出し、坂本の髪の毛を掴む
坂「!!イタタタタタ!!何じゃー!!」
銀時とは坂本の毛玉のような毛を毟るように掴み
そのまま走り出した
坂「誰じゃー!?ワシをどこに連れてくかが?」
銀「テメー確か船好きだったよな?」
『操縦くらいできるでしょ!?』
走るのは止めずに走り続ける
坂「なんじゃ?おんしゃら何でそげなこと知っちょうか?あり?どっかで見た・・・」
坂本は目の前で走る銀時との横顔と
昔同士だった白夜叉と黒蝶の姿を照らし合わせた
坂「おおおお!!金時とじゃなかか!!おんしゃらなぜこんな所におるかァ!!」
久しぶりじゃのー金時!!と煩いくらいに叫ぶ坂本
坂「生きておったんじゃのー!!よかったよかった」
こりゃめでたい!とずっと煩い坂本を黙らすために
操舵室のドアに顔面をぶつけた
『オメー煩い!!黙っとれ!!』
銀「銀時だろーがよォ銀時!」
もし金時だったらジャンプ回収騒ぎだ、と禁句を言う金時・・・じゃなくて銀時
そのまま操縦室に滑り込む様に入る
だが、床には仰向けになっていた爆発ヘアーの艦長
坂「あれ?何か踏んだかが?」
坂本・・・それ艦長だよ・・・。
しかも下駄だから痛いぞ〜
新「銀さん!ヤバイですよ。」
新八が走って操縦室に入ってきた
息が上がっていて、頬が少し赤い
相当急いで走ってきたのが分かった
新八が言うにはみんな念仏唱え出しているそうだ
『新八・・・。』
銀「心配いらねーよ」
銀時は坂本の後姿を見ながら
新八に昔の馴染みだという事、
頭はカラでも船好きな事を話した
銀「坂本辰馬にとっちゃ船動かすなんざ自分の手足動かすようなモンよ」
『マジで頭カラだけどね』
準備万端じゃ、とグラサンをクイッと上げる坂本
カッコつけてんじゃないっつーの
坂「行くぜよ!」
張り切って操縦士の足を掴む馬鹿
新「ホントだ。頭カラだ・・・。」
『カッコつけてそれかァア!!』
私は坂本目掛けて拳を振り上げた
一発、もう一発と次々と殴っていく
坂「アッハッハッ、はホントに強いの〜
アレ?なんか鼻から水っぽいものが垂れてきちょる気がするきー」
銀「おーい、もう一発いくか?」
坂本の頭を掴み拳を向ける銀時
坂「こんなデカイ船動かすん初めてじゃき。
舵はどこにあるぜよ?」
銀「これじゃねーことだけは確かだよ!」
『あぁもう!!舵見つけたら教えて!私が操縦する!!』
神「、コレは?」
神楽は別の操縦士の足を掴んで引きずっていた
新「パイロットから頭離せェェェ!!」
そうこうしている間に
船はどんどん落ちていく
銀「なんかどっかの星に落ちかけてるってオイ!」
新「、コレだよ、コレ!
ふんぐぐぐ!アレ!?ビクともしない!!」
坂「でかした。あとはワシに任せ・・・・・・うェぶ!」
新「ギャー!!こっちくんな!!」
神「新八 もういいからに任すヨ!!ならきっとやってくれるネ!!
それか私がやるネ!!私文集に将来の夢パイロット書いたヨ」
銀「もういい俺がやる!普通免許もってっからこんなモン。」
いやいや、普通免許じゃ無理だろ。
二人は舵に手をかけ、取り合っている
坂「このパターンは三人でいがみ合ううちに舵がポッキリっちゅ〜パターンじゃ。」
それだけは阻止せねばいかん!と坂本は叫ぶ
『二人とも退いて!この様に任せな!!』
神「やっぱりできるアルか!?」
銀「う〜ん・・・なら任せられるか・・・。」
新「この二人にに任せるよりはマシですかね」
そういい素直に退く三人
『任せなさいっ!!』
免許持ってないけど
海坊主のオッサンといる時に見せてもらったからできるだろ〜な〜(オイ
え〜っと・・・アレどこかな?
電源のスイッチ。
ん〜っと、、、あった!!
『コレ・・・と・・・。』
電源のスイッチを押すと、機械音が鳴り
画面に光が走る
沢山のスイッチを記憶を頼りに順番に押す
は順調にスイッチなどを押していった
銀「マジかよ・・・。」
神「スゲェアル!!」
すると、船が思う様に動くぐらいの動力が戻った
ゆっくりと船が持ち上がる
新「動き出した!!」
まず体制を直すっと!!
ゆっくりと船の傾きが戻っていく
神「一安心アルな!!」
私は小さく細長いボタンを押す
『This is spaceship No.2995.
I declare a state of emergency.
Respond to me.』
すると直ぐに返事が来た
私もまた英語で返す
状況説明や
今の時間帯などを伝える
神「が英語喋ってるアル!!」
新「どっかに通信してるんですね!!」
私は通信を切ると、
三人に向きなおす
『皆!!援助頼んでおいたから!!
私いくらなんでも着陸はできんもんで。』
前を向きなおし、舵を握りなおす
私の手には少し大きいぐらいの太さだった
『さて!!できるだけ近い星を目指そう。』
坂「にそんな才能があったとは初耳じゃきーいつそんなの覚えたかが?」
『神楽のオヤジの操縦を真似した。』
神「パピー!?」
銀「真似しただけでできんのか!?」
二人は吃驚していたが、坂本は前の画面から見える外の景色をじっと見る
坂「、あの星がいいと思うぜよ。」
そういい前に踏み出す坂本
だが、足元を見ていなかった
坂「ふぬを!!」
足元にあったもので足を躓き、
『!!』
そのまま私の掴んでいた舵を掴んで転びそうな体を支える
だが、舵は坂本の体重と勢いに耐え切れなかった
舵が・・・ポッキリ・・・。
船はまた大きく傾いた
そしてそのまま勢い良く落ちていく
坂「アッハッハッハッ!どうしようハッハッハッ!!」
銀「アッハッハッハッじゃねーよ!」
船はそのまま何処かの小さい星に向かって落ちていった
NEXT
〜後書き〜
坂本登場でェす!!さん凄いよねェ〜見ただけで操縦しちゃうんだもん
まァ俺がそうさせたんだけど…
後書きって書くことあんまりないかもォ〜!!
てかやっぱり人弄るのは楽しいw