腕試し…ってもんじゃないでしょ



え〜っと・・・


今俺の目の前にはゴリラと瞳孔マヨンとサディがいます。

3対1だよ。酷くね?
なんか、個性的キャラに囲まれてね?
あ、さっきまでは4人に囲まれてたな。


でも糖尿病寸前天然パーマメントの奴はパフェがどうとか言って帰りやがったんですよ。

酷くね?裏切られてね?



ゴリラの真剣な眼差し食らっちゃってるよ、俺。
どうするよ、俺?
逃げられないよ?


近「君が君だな。トシ達から聞いたよ」

『ど、・・・どォも』


ぅっわ 本物だよ!!


やっぱ本物だよ。

本物のゴリラだよ!!

漫画やアニメで見た近藤さんはそんなにゴリラって感じなかったけど…



生ではマジでゴリラじゃん!!


バナナ持ってくればよかった…




近「俺も君の実力が知りたい。
今からトシと戦ってくれないか?まァ総悟でもいいがな」

『ぇえ〜!?今からゴリか?』

近「なんでゴリ?ねェ何で?」


『俺どっちかというと生で沖田さんが土方さんを殺るところ見たいんだけど』


沖「そりゃいい考えだ。今から見せますぜ」

土「何言ってんだお前ら!!」

沖「嫌だなァ第一印象は大事ですぜ死ねよ土方さん」

土「オイ今すっげェ小さい声で死ねって聞こえたんだけど」

沖「気のせいでさァ」



俺の見たいものが見れた。
目の前で繰り広げられる沖田と土方の戦い。
うん。これが見たかった。


『楽しいゴリね!』

近「しくしく・・・・・・ゴリ…」

『バナナ食べるゴリ?』


要らないと言うのかと思いきや。
俺が差し出したバナナを取ってむしゃむしゃと食べ始めた。


やっぱり、、ゴリラだ。






第五訓 腕試し…ってもんじゃないでしょ





いつの間にか二人の戦いは終わっていた。

そして俺は武道場へ連れて行かれ、木刀が渡された。

道場の扉から光が差してて眩しい。



何コレ、メンチ?
いじめ?
暴力反対!

三人の男に囲まれた俺はちょっと怖気づく。

浪士よりもこっちの方が怖いわ。



近「じゃぁ総悟と戦ってもらおう」


沖田にも木刀が渡される。

ちなみに俺は二本渡された。

さっきの戦いで知ったが俺は二刀流らしい。
二刀流という事に三人は驚いていたが。


お互い向き合ったままにらみ続ける。






ザッ――


先手を打ったのがだ。


カンッ――コンッ―


互いの刀がぶつかり合う。
木刀と木刀の打ちつける音が道場に響き渡った。



沖田が俺に振りかざし、
俺は沖田の木刀を払いのけ後ろに回りこみ攻撃をしかける。



だがそれは簡単に受け止められ、逆に攻めてきた。

流石に男女の差というものだろうか・・・。

力では勝てない。



木刀の重なる音、打ち付ける音だけが静かな屯所に鳴り響く。


攻撃されながら俺は笑う。


沖「・・・何笑ってんでィ」


言うと同時に仕掛けてきた。


俺は沖田の刀を避け、

沖田の肩を土台にし足に力を入れてタンッと宙に浮いた。



沖田の顔は唖然としていたが、刀には集中していた。



『…・・・スパンッ』


俺は後ろから両刀を交差させて沖田の首に当てた。


「…あらら…負けちまったィ」


だがそういう沖田の木刀は自身の脇に挟まった状態で俺の腹に突きつけられていた。


『・・・んだ・・・。引き分けじゃん』

沖「自分も斬られるんだ。負けだろィ」


木刀をくるっと回転してから下ろす沖田。

か・・・カッケェ・・・。



その姿に見とれていると、
ゴリラが近づいて・・・・・・あ、近藤さんか・・・。


近「こりゃすげェな。総悟を負かすたァ」

土「まさか総悟と同じくらい強かったとはな」



煙草を口に銜え、白い煙を噴出す。

その姿もまたカッコいい。



近「これで一番隊副隊長任命だな」

腕組みをしながらガハハと力強く笑う近藤さんは、やっぱりリーダーだなと思う。


『マジで?いいの!?』

沖「俺を負かしたんだからあたりまえでさァ」


新入りなのにそんな役職いいのか!?
っと思ったけど、凄く嬉しかった。





近「じゃぁ歓迎会の時間まで自室にいてくれ」

木刀を返すと近藤さんが俺に言った。



歓迎会!?
俺の為にそんなんまで用意してくれんの?

というか、、自室知らねーし・・・。



土「山崎!案内しろ」

「はい」


黒い影が後ろから現れた。

いつの間に!?
さすが密偵だ・・・。


気配を消して潜んでいたのか?
それとも一瞬で屋根から降りたとかそんな感じか?


ってか・・・ちょっと待てよ


ザキじゃぁあん!!


マジ本物じゃん!
みんな本物だよ!!

当たり前だよォ!!
知ってたけど!知ってたけど!


ザキだぁぁああ!!!








三人と別れた後、俺は山崎退こと、ザキ・・・ジミーがいいか?に自室に案内してもらっている。

長い廊下を歩いて数分。
何度も曲がった。
まだつかないのか?


後ろを歩きながらふと思う。

影が薄いとは知ってたけど
でもちゃんと観察してみるとプロだ、コイツ。



山「あ、俺山崎退」

よろしくねと爽やかに笑う姿が眩しい。

ジミーじゃねぇよ!
なんかもう・・・癒し系アイドルだよ!!


『俺は

山「…ね…」


俺の名前を覚える様にもう一度呟く山崎。
きっと優れた監察だから一度聞いた事は忘れないんだろうな。



山「ところでさ…」


俺がザキの様子をずっと窺っていると、急に振り向いてきた。

俺は真剣な眼差しで見られる。


山「ってホントに男?」

『うえ?』

変な声を出してしまった。
だって、仕方ないじゃないか。

初めて今バレそうだ。


山「男っぽいけどさ、
俺には女の子に見えるんだけどな」


すっ…鋭い!

バレてもいいけど、今まで誰も気づかなかったのに。


だからこそ、俺はこうして男で通してきたんだ。

此処でバレたらつまらない。



『おっ・・・俺は男だ』


山「ホントに?」

『ホントに!』


山「そっか。ごめんね疑って。

じゃぁ行こっか」



前を向き直したのを見計らってため息をつく。


ザキには気を付けないと・・・。








暫くしてある部屋の前で止まったザキ。

目の前には縁側があって、
其処からはきれいな庭が見えていた。


山「此処が君の部屋だよ」


促された場所がその部屋だ。

本当に?
こんなきれいな場所使っていいの?



疑問に思った事の答えがすぐに分かった。

ザキがこの後言ったから。


山「ちなみに右隣が隊長で左隣が俺」


え〜っと・・・今なんて言いましたか?



『左は・・・ザキだよね?
え〜っと・・・右隣が・・・・・・』


聞き間違いであってほしい。

何でって?
そりゃ可愛い可愛いあのお方が隣だって思えば天国さ。


でもね、でもね、でもね。


あくまでもあのお方、S星から来た王子よ?
人をパシリに使うような天使よ?


無理だ!!


真剣な眼差しで俺はザキを見た。
そして願った。


でもやっぱり答えは


山「隊長」


いやぁん!!


否待て。
此処には隊長格が10名いるんだ。
あ、局長副長合わせて12名?


ま、いいや。
とりあえずあのお方という可能性は極めて低い・・・。


『隊長って…?』


山「沖田隊長」



すっごい笑顔で答えてくれましたよ。


ぅわァア!最悪だ!!!



山「どうしたの?」


俺がわなわなと震えていると、心配して顔を覗き込んできた。


ありがとう。
でも俺、それに萌えてる暇はないの。



ごめんね。

でもね、でもね。



耐えられないと思うんだ。






ぜってェ


弄られる!!





だけど…


沖田に適うほどSじゃねェエ!!!



『・・・・・・山さん…部屋変えてくれないかい?』

ちょっとダンディなおっさん・・・略してチダオの声を出す俺。

あ、略さんでいいとかツッコミはいいから。



山「俺山さんじゃないよ。
部屋は隊長が決めたから変えられないな。
ちなみに元はここは岩間隊長だったんだけど、隊長がどうしてもって」

オイオイオイオイオイオイ!!


俺をいじる気満々じゃねぇかっ!!




アレ?と、ふと思い出す。

何で部屋が必要なんだろう?

『・・・俺万事屋から通うんだけど』

だから部屋なんて無くてもいいと思う。というのが俺の解釈。


此処で、そうだったね。と言って引き下がってくれればいい。


そう願ってたけど



山「真選組は夜も出勤したりするからだよ」



そっか・・・。



一気にテンションが下がった。




漫画ではそんなのなかったのに、実際は大変なんだな。



これから俺が入る事でもっと忙しくなるがな。

ふっふっふ。



沖田にいじられて溜まるであろうストレスを暴れて開放しようと思うであった。



山「後…一つだけ言っとかないといけないことが…」

『何だ?』


何か掟でもあるのだろうか?
ザキの想像以上の真剣さにゴクッと唾を飲む。


山「真選組、今呪われてるんだ」

『わっ…ワンモア・プリーズ?』


何言ってんのかな、こいつは。
呪われてる?何言ってんだぃ。
そんな事あるわけねーじゃんか。



山「特に今の季節の夏はよく喚き声が聞こえるらしいよ」

『マジでか』



いや〜うそでしょ〜・・・
うそ・・・だよね?
誰かうそだと言って


俺苦手なんだけどォ!!


でももしかして・・・アレか?
あの、蚊の天人の事とか?



『じゃあ、と、とりあえず俺部屋にいるから』


まあ、多分大丈夫だろうな。
きっとまたそういった類なんだろうよ。


『マヨとサドとゴリによろしく!』


山「え?あ…うん」


ザキが分かりやすい名前だな・・・と言ったのは言うまでも無い。










ザキと別れてから、俺は自室で暇な時間を過ごしていた。

暇だ暇だ暇だ。

こう暇になってくると、先程まで忙しく働かせていた思考回路が緩和して別の事に集中し出す。



そうだ。
俺のバイクは!?
俺の携帯は!?


あ・・・とりあえず銀時に知らせねーとな。




コンコンッ――

ノックがあった。
襖の向こうに誰かがいる・・・まあ、ノックがあれば当たり前なんだけれど。



だが、俺が気にかけているのはそれじゃない。

気配が無かったんだ。

此処までくるのに、気配がなかった。

結構気配に敏感なんだよな。



気配を消せる奴・・・。
誰だ?攘夷浪士か!?


『誰だ!!』





俺は静かに部屋に置いてあった木刀に手をやる。

ああ、早く刀が欲しい。




山「俺…山崎だけど…」



・・・へ?ザキ?



俺は気付かないように刀をしまった。
確かに、密偵のザキなら気配を消せるか。

俺もうちょっと考える力つけねーとな。



『どーぞ〜』


襖を開けて、ザキが入ってきた。
そして部屋の中を見て、アレ?と言った。


『ん?何?』

首を傾げているザキに問う。


山「部屋ってこんな内装だったっけ?
綺麗になってる気がするんだけど…」


ああ、そのことか。

『片付けた』


俺がさっき部屋に入った時物凄くオッサン臭くて汗臭かった。
大きな家具とかは殆どないが
沢山の埃や塵が溜まっていた。

そんな場所にずっと居られるわけねーじゃん。


山「あの短時間で!?」

『フッ…苦労したぜ』

キラーン
と歯を光らせる。
あくまで、フリだが。


山「(って…)」



冷や汗というか、呆れられたというか、
とにかく曖昧な顔をしている山崎。

『あっそだ!!で何の用?』


忘れていた。
結局此処に来て部屋見て終わりなのか?


山「そうそう!!
多分暇なんじゃないかな?と思って」


思い出した様に言うザキ。
何故だか急にパアッと笑顔になった。


まァ確かに暇だけど…


そして気づいた。
ザキの後ろ手に何かが握られている事に。



もしかして・・・


ミントンのラケット!?


まっ…まさか!!!



山「一緒にミントンやろうw」



やっぱりィイ!?



俺バトミントン苦手なんだよね。

というか、そういう系本当に鈍いんだよね。




なのに、ずるずるとOKも言っていない俺を庭に連れて行くザキ。

誰かたっけて〜




***





土「ったく…山崎何処行きやがった?」


俺を無理矢理連れて行った山崎を探す土方十四郎。

その口にはやはり煙草が銜えられていた。


土「大事な書類ほっぽいて・・・。
見つけたらしばくぞコラ。


ん!?」



丁度沖田の部屋の前を通りかかった時だった。

庭から大きな音が鳴った。



ゴンッ(頭直撃)

『痛ェ!!』



音のした方を見てみると、が頭を抑えてうずくまっていた。

そして自身がずっと探していた男もその近くにいる。



山「まだまだァ」


そいつはミントンを左手にトントンッと叩いてを見下ろしていた。


『コレミントンの領域に入るか?
何でミントンで痛い思いしねェといけねーんだよ』


山「何言ってんの?
ミントンは相手が戦闘不能になるまで戦うんだよ」


マジでか!?初めて知ったよそんなルール!




山「行くよォ!!それっ!!」

『ちょっ!!待っ』


俺の言葉を聞かずにサーブをしようとしているザキ。
もはやこれ、サーブでもねーよ。
ただのいじめだよ。



ザキのサーブはそのままザキのラケットから離れて俺へと向かっていた。

そして羽根は大きな音をたてて俺の顔面にのめりこむ。


『痛ぇえ!!!!!』



おっ…乙女の顔面に…

女にとっては大事な顔なのに…

思いっきりぶつけやがったァアア!!



ぶっ殺すッ!!!(黒)


の顔は憎しみで変形していた。
いや、変形している理由は憎しみだけじゃないと思うが。


だが、俺が変な闘志に燃えていると


「ゴォラァ!!山崎ィイ!!!」


鬼の副長が怖い顔でこっちにやってきた。
その姿を見た瞬間山崎の顔が強張る。

山「ヒッ!!ふっ…副長!!」




土「大事な書類ほっぽいて楽しくとミントンだぁ?

そーかそんなに俺に斬られてーかァ!!!


くわっという効果音が似合う
土方さんの顔は魔王か、もしくは死神に見えた


いっ…いつもより瞳孔が3倍に開いてるぅう!!

アレだね…これ以上開いたら逆に閉じるんじゃねーの?

…って…



言ってる場合かァ!!



チャンスだ!!
これでクソジミーに仕返しができる!!

やられてるところを激写だ!!



バキッ


ゴキッ




こうしている間にボコボコにされていく山崎。


いいね〜ザキの顔が無残に変わっていく。

さっきは激写とか言ったけど、やっぱりこういうのは動画じゃないとね。








数分後、
土方によりザキは引きずられていった。


ふっふっふ(黒笑)

いい気味w



その気持ちは表情にまで出ていて、


その全てを見ていた隊士達は・・・



「誰だかわかんないけど…こっ…怖ェ」


と呟いた。


隊士達の心がひとつになったひと時だったとさ。





***




食堂にズラズラと隊士達が集まってきた。
ただ今6時30分。
ちょっといつもより早い夕食の時間らしい。

時間が早いのは俺の為だ。

何やら本当に歓迎会を開いてくれるみたいで・・・。


スゲェ嬉しい。



外の影から中の様子を窺う。
中にいる隊士、今から入っていく隊士、みんなゴッツイ。

近藤さんに「俺が呼んだら出てきて」って言われて此処で待ってんだけどさ。


・・・小学生の転入生紹介かいッ!!


あ…俺ツッコミイケるかも!?


(無理です)




全員揃ったところで、近藤さんが胡坐掻いて座った。


隣には土方さんも座っていて、

沖田は隊士達の中にいた。




近「皆聞け!!今日いきなり歓迎会を開いた理由はなァ、
新しい隊士が入ったからだ!!かなりの腕だぞ!!」



お?もうすぐじゃね?
と内心どきどきしながらその時を待つ。


近「入って来い」

『はい』


その時が来た。
俺はゆっくりと襖を開けて食堂に入る。

皆の視線が痛い。


近「だ。
17歳でちょっと若いが、剣の腕は一流だぞ!!」



「おっ…」

『お?』


誰かが叫んだ。
”お”って何?



「沖田隊長に続いて爽やか系!?」

「何コレ。別に大して其処までいい男でもないのに、
俺らや局長がゴッツ過ぎてイケメンに見えるぞ!!」


何やらぞろぞろと、何の事だ?

ああ、アレか。


引き立て・・・みたいな?

なんか、うまく言えないんだけど長々と説明すると・・・。


合コンで普通の女の子が主催したとしよう。
そしてその女の子は自分よりも下の女の子を揃える。

自分よりも下が揃う事でその女の子は物凄く可愛く見える。



という原理だろうか?


『そりゃ、こんなごついおっさんの中じゃ若い奴はカッコよく見えるだろうよ。
俺から見たらザキがモテ男に見えるぜ』



「(鈍いし・・・酷ぇ・・・)」




そんなこんなでスタートした俺の歓迎会。

意外と皆フレンドリーで直ぐに打ち解けた。


もちろん歓迎会は普通に終わったわけじゃない。



土方はマヨ丼(土方スペシャル)を俺に食わそうとし

沖田――あ、これからは沖田隊長って言わねーとな――は撃物を食わそうとするし・・・。



さっきなんて素敵なスマイルで

沖「実験でさァw」

なんて・・・


モチロン俺は暴れて俺を止めようとした奴を含め沖田をノックアウトさせてしまった。



皆気絶しちゃったから寂しい歓迎会だな〜・・・


なんて思わない。




それから俺は皆を無理やり起こして


『オラ起きろやァ!!!俺の歓迎会だろォがァ!!何寝てんだァ!!!!!!』


襟元を掴んだり殴ったり蹴ったり・・・
したようなしなかったような・・・



なんでか分かんないけど皆泣いてた。

まァそんなこんなで皆はボロボロになって

俺は楽しめたんで良かった良かった。



素敵な一夜をまるまる・・・過ごしました。




暴れ終わって気づいた事がある。

俺の飲み物に酒が含まれていたらしい。

沖田の野郎ォ!!
俺が暴れたのはそのせいだ。そうに違いない。

だから皆、怒らないでね。



『あ・・・気持ち悪い・・・』


ふらふらする。
気持ち悪い。


ファイアー!!
萌えろ俺の何かぁぁあ!!!


うっ・・・。


そして俺は力みすぎて倒れた。

否、力みすぎたんじゃなくて酔いが頭まで来たんだと思うけれど。




沖「ったく…じょうがない奴でさァ」


あんなちょっとで・・・と言ったのを、皆倒れているので気づかない。






沖「よっと」


沖田は倒れたを負んぶした。

そして、部屋に連れて行った。



沖「面倒くせーけど、
ま、俺のせいだし・・・」



俺が目を覚ましたのは朝。

帰って銀時に叱られたのは言うまでもない。






〜後書き〜
お姫様抱っこってのも考えたんですけどね、やっぱり男装してるので止めました。あ〜ギャグが冴えない・・・。