物事を行う時はちゃんと計画を立ててやりましょう
第三十一訓 物事を行う時はちゃんと計画を立ててやりましょう
歌舞伎町の夜明け。朝日が昇ってきて薄明るい。
昨日の夕焼け時、火事の後目覚めて銀時を追いかけた時、俺が奴に教えてもらった事。
銀「後な・・・お前に言ってない事が一つある。」
『・・・何だ?』
銀「の両親の事なんだが・・・。奴は嘗て俺と共に攘夷戦争に参加していた。」
『何!?それ、本当か!?』
銀「ああ。すぐに止めたけどな。
お前の戦う姿見て違和感を感じたんだよ、お前が真選組と初めて会った時に。」
あ・・・あの時か。
確かに攘夷浪士と戦ったな。
銀「何処かで見た事あると思ったら、お前はさんの子供だって言うじゃねぇか。」
『あ・・・うん。・・・じゃあ、本当に?父さんが?母さんが?』
銀「親父さんだよ。」
俺は一言、そっか。とだけ言い、銀時に背を向けた。
なんでもっと前に気が付かなかったんだよ、銀時のヤロー。
一言呟いて再び銀時の方を向き、もっと早く言え。じゃーなと笑って別れた。
そして翌日の今日。
俺は四番隊隊長である、杉原忠司の部屋にて・・・
『ちょっ・・・ずるいですよ!!俺の方が少ないじゃないですか!』
杉「はんっ知ったこっちゃねーよ。お前ぇ俺より身分低いクセに。」
『身分関係ねぇ!!不公平だっ!!』
廊下にも響く大声。今は夜明けというのに騒がしい。
彼らの声は副長室にも届いていた。
土「んだ、騒々しい。」
声を頼りに向かってみる。
土「あ?杉原の部屋じゃねぇか。」
部屋の前に立つ。中から先程よりも大きい声が聞こえた。
浅「あ、杉原隊長ずるい!俺なんて二本足りないじゃないですか!」
杉「『黙れ浅草。お前平隊士じゃねぇか。』」
浅「少なくとも副隊長よりは先輩ですよ。」
『時間なんぞ関係ねぇ!!俺にはなぁ・・・こっちの事の方が大事なんだ!!』
一体何の話をしてるんだ、コイツ等?
気になって襖を開けてみる。
土「オイお前等何して・・・。」
『あ、土方さん。』
杉浅「ゲ・・・。」
其処には三人の部下。手には何か袋を持っている。
透明な包みに、白く何かが書いてある。その字を良く見てみた。
土「・・・なっ。」
『止めないでください!!
今ポッキーが1本か2本で真剣なんです!!』
「お前の頭はそんな程度かっ!!」
そう。達はお昼のおやつのポッキーを分け合っていたのだった。
土「お前等は何で朝っぱらからポッキーを分け合ってんだァ!!」
『思いついたらすぐソッコー。ソレが俺だァ!!』
土「語るなァ!」
ったく・・・。何やってんだ、コイツら。
杉原や浅草まで。元々この二人は真面目で大人しい奴だったのに。
それだけこの馬鹿の影響力は強いってぇのか。
『だって、俺最近ポッキー食べてなかったんですもん。
俺だってポッキー食いたいです。』
土「何でポッキーなんだよ、何処に二人との関係があるんだよ。」
浅「最初は俺と隊長が分けてたんスよ。」
土「どうでもいいわ!」
つまりアレだ。この馬鹿は二人ポッキーを分け合っていたこの部屋から香る臭いを嗅ぎつけ、やってきたのだ。
土「ホント、馬鹿だな。お前。」
『そりゃありがてぇお言葉。』
土「褒めてねーよ。」
たっく・・・この馬鹿は。
***
土方さんに説教を食らってから食った朝飯。
コレが意外と旨い。あ、明日も怒られよう。
隊服に着替えてから廊下を歩く。
右腕を着流しの中に入れて楽な格好をする。
ある部屋の前に差し掛かると、数人の隊士達の声が聞こえた。
「なぁ〜コレイケてねぇかぁ?」
「あぁ、この形良いよなぁ。」
「俺はこっちが好きだな。」
何の話してるんだ?
気になった俺は襖をちょっと開けて覗いてみる
すると隊士達が手にしているのは雑誌の様だ。
そして傍の床にも同じようなものが散乱した。
手にしているものは見えなかったが、床に落ちているものは辛うじて見えた。
襖の隙間から見えたエロという文字。
そして大きく載った女の写真。
アレだ。あいつ等エロ本を見てやがる。
『いひっ・・・いひひひひ。』
気持ち悪い笑い声。俺はわざと笑う。
体をビクつかせる隊士達。俺は嘲笑った。
『見ぃちゃったぁ〜。』
***
土「の奴・・・静かになったな。」
朝怒りすぎたか?でもアイツはそういうの根に持つタイプじゃねぇからな。
だが、こんなにも静かなのもおかしい。
廊下を歩きながら、今朝の事を思い出してみた。
土「ん?」
すると聞こえる聞き覚えのある声。
『俺は曲線のこの微妙な角度がいいと思うぞ。』
「おっ?、お前分かるなぁ。」
コイツらは今度は何の話をしてんだ?
『へんっ。伊達にエロ本見てねーよ。』
土「・・・・・・。」
聞き間違えか?コイツ今エロ本とか言ったよな?
しかもいっつも見てるみたいな発言したよな?
いやいやいやいや。ありえねーだろ。
アイツ、あのナリでも女だぞ!?
額から冷や汗が流れる。
いつもよりも余計に流れる。
襖をゆっくりと開いてみた。
其処にはエロ本を床に広げ、隊士達と一緒に見ているが・・・。
土「う・・・そだろυ。」
「なぁ、。コレ良くね?」
『おっ・・・いいじゃん。お前も分かってんなぁ。』
「いやいや、には負けるって。」
負けていいのか!?
エロ本の話で女に負けていいのか!?
否勝負してるわけじゃねぇけど、そもそも女とんな事語っていいのか!?
『この表情にこの体・・・このギャップが溜まらねぇ・・・。』
「あ〜分かる分かる。いいよなぁ・・・。」
『な〜んてな。お前Mじゃね?』
「あ、だましたな!!」
『いや、お前らの思考回路を予想したまでだ。』
その一部始終を見ていた土方。
そしていつの間にか後ろにいた総悟。
土「なぁ総悟」
沖「なんですかィ?土方さん」
土「って男だったっけ?」
沖「さぁ?そうだったような・・・。」
アレ・・・ホントに女か?
ホント、って良く分かんねぇ・・・。
沖「よく分からないと言えばもでさァ。」
此処に勤務する事になってから、
特隊が忙しいのか一度も来やしねぇ。
土「・・・兄弟にはツッコまない方が身のためだといっつも思うんだけどな。」
何故かツッコんじまう。
沖「もうアンタはツッコミとしてしか生きていけねーんじゃねぇですかィ?」
土「本気で言ってんのか?」
沖「さァ?」
総悟はそう言うと土方を抜かして歩いていった。
・・・ストレスがどんどん溜まってく。
大きくため息をついてから歩き出した。
すると、突然入った放送。ガガーッと機械音が鳴る。
スピーカーから大きいとも小さいとは言えない、何とも低い声が聞こえた。
近”え〜・・・ハリートシ。ハリー。ハリー総悟。至急局長室にお越し下さい”
「『「病院かッ!!」』」
三人が別々のところから叫んだ。
場所も違うというのに、綺麗に声がハモった。
『ドラマ見すぎだろ!影響されんな、ゴリラ。』
先程から手にしているブツを隊士に押し付け、ゆっくりと立ち上がる。
「大変だな、も。」
『ホント、ゴリラには世話やかされるよ。』
自身の右側に置いてあった刀を腰に挿しなおし、
茶色く、跳ねた髪を掻き上げた。
『いっちょ行ってくらァ。』
「の続き残さないで先に見ちゃうからなぁ。」
『あ?』
拍子抜けの声を出す。
フンッと喉を鳴らし、当然の様に笑う。
『先に見とけよ。お前ら日常にんなモン見れねーんだろ?それに俺、女だし。』
一言言うと、部屋を出て行った。
その後ろ姿を見送った隊士達は・・・
あ、って女だったんだ。
女という事を忘れていたようだった。
の前でどういう発言をしたんだ?と無駄に冷や汗を垂らした。
***
『オーイゴリラァ。何か用?』
廊下を端まで歩き、角で左に曲がると其処は局長室。
其処のドアをノックも無しに蹴り開ける。
近「ぎゃあっ!!ちょっ、、君一応女の子なんだからっ!」
『あ?女ァ?知らねぇなぁ。』
沖「・・・コイツ完全にグレましたねィ。」
土「・・・だな。」
局長室のお客用の座布団に座り、お茶を啜る二人。
俺は総悟の湯のみを奪い取り、残り少なく苦いところを飲み干した。
沖「・・・あ。!取るんじゃねぇ。」
『い〜んだよ。グリーンだよぉ!』
「誰かコイツを止めてくれ。」
『あ、久しぶりに聞いたァそのフレーズ。』
沖「どーでもいい。」
何処から出したのか、スリッパで殴られる。
前より威力上がってんじゃん。前より痛いじゃん、コレ。
てか、スリッパペシンも久しぶりやん。
土「ところで何なんだよ、近藤さん。」
沖「そうでさァ。こんの忙しい時に。」
総悟の言葉に顔を顰めて土方さんが言う。
土「お前はいっつも暇そうにしてるだろ。」
沖「うっせぇ黙れ土方。」
土「お前口悪ッ!!」
『あ〜もう。お前ら煩い。で、何?』
土「お前に言われたくねぇ。で、何なんだよ?」
『パクんな。』
土「なにをォ!?」
お互いに胸倉をつかみ合う二人。
沖「二人共いい加減にしてくだせぇ。これじゃ話が進まねーや。」
総悟の言葉によって嫌々ながらも手を離した。
近「それがな・・・合コンをする事になった。」
「『「はぁぁあああああああ!?」』」
沖「何言ってんですかィ、近藤さん。」
『アンタが合コンに誘われるワケねーでしょうが。』
近「お前ら酷くない!?別に俺が誘われたワケじゃないのに!」
ソレ、もっと悲しくないか?
口に出そうとしたが、近藤さんがあまりにも可哀想だったので押し込めた。
近「なんか知らないけど、お妙さんにイケメンの男片っ端から集めて来いって頼まれちゃってさ。
いや〜俺誘われちゃって困ってるんだよ。」
ソレ、パシリだよ!パシリ!
使われちゃってるよ!!
『でもソレ、近藤さんが誘われてるワケじゃなくないッスか?』
イケメンを集めろ=近藤さんも来て
には繋がんねーだろ!?
何処までプラス思考なんだ、ゴリラは!!
近「なんか、男はもう既に3人集めたから後まだ沢山連れて来いって。
”女が多いよりは男が多い方がいいだろうが。”だそうだ。」
あ、そうですか。
近「というワケで、総悟、トシに来て貰いたいんだが・・・。」
土「何で俺なんだよ!もっと若い隊士に行かせりゃいいだろうが。」
近「若い隊士達は稽古があって忙しいんだよ。
かといってオッサンが行ってもお妙さんに殺される怒られるし。」
近藤さんも大変なんですね。
今ノイズがかかったけど、しっかりこの耳に”殺される”というフレーズが聞こえたよ。
沖「でも近藤さんもオッサンの仲間じゃねーですかィ。」
あ、痛いトコをつくね。総悟。
でも、近藤さんは聞いてないみたいだけどυ
近「ホラ、トシや総悟やは街でもモテるじゃねぇか。」
『でも土方さんや総悟はともかく、俺は女だぜ?どうすんだよ。』
近「其処は頼むよ。」
近藤さんが俺に近付いてくる。
何!?ゴリラは近付かないでください。立て札つけますよ?
近藤さんは俺の耳元で呟く。
近「ならホストになれる。」
もうなんか、やらせようとしてるし・・・。
てか、何でホスト!?合コンだよ!?俺にホストになれってか?
「君3番お願いしま〜す。」
『ウィース。』
『ど〜も〜。です。
こーゆー所初めて?大丈夫。俺がついてるから。』
って客を促せってか!?
※其処で妄想が入るところが痛いところである。
※だが結構板についてる所がまた悲しい。
『・・・はぁ〜・・・。わぁったよ。やりゃいんだろ、やりゃ。』
もう一度大きくため息をつくと、座布団の上にドカっと座った。
隣で総悟が笑っている。この素敵な顔を殴ってやろうか?
ガンを飛ばしたが、コイツには効かなかった。
近「だから、お前らいつもよりお洒落しろ。」
『え?何?今から!?』
近「そうだ。夕焼け時に出向する屋形船だからな。」
『へ〜・・・。俺イカす服とか持ってねーんですけど。』
近「トシから貰え。」
『え!?何!?土方さんそーゆー時のために準備満タンって奴ですか!?』
沖「嫌でさァ、土方さん」
土「なんか誤解されるような発言止めてくんない!?」
近「え?俺なんか悪い事言った?」
俺ァそれから局長室を出て土方さんについていき、
黒っぽいお洒落な着物を貸してもらった。
『コレ・・・・・・ププッ』
土「笑うな(怒)」
だってコレ、土方さんって感じしないってか・・・
似合わな過ぎじゃね!?
『でもま、俺には似合うんでありがたくお借りします。』
土「図に乗るな。んなもんくれてやる。
ホモのエロオヤジに貰ったんだよ。強制的にな。」
『やっぱり土方さんは顔は女ウケいいけど、
体は男ウケがいいんですね!』
土「その言い方止めろ(怒)」
借りた着物を着ると、首にかかった首飾りを外に出した。
いつもは中に入れるのだが、着物に合っていたからだ。
『さて、行きますか。』
沖「おう。」
土「あんまはしゃぐんじゃねぇぞ。」
『土方さんこそ、お持ち帰りされないように気をつけてくださいね。』
土「ばっか。お前ぇの方が気をつけろ。」
確かに女が女にお持ち帰りなんぞされたらおしまいですからね
俺、は戦います!
変な気持ちで外に出た。
***
『すんません。何でこうなるんですか?』
目の前にはお妙さんや、お初の九ちゃん♪
きゃ〜わゆ〜い。生はもっと綺麗で可愛いんだなぁ・・・。
まさかこんな所で会えるとは・・・。
で、問題は次だよ、次。
その天使と魔王(お妙さん)を挟み、ずらりと並ぶブスとカマ。
そう・・・オカマ!!
何で此処にカマがいるんじゃぁぁああ!!
兄ちゃん・・・怖い。
たっけてぇ〜
沖「、スゲェ顔してるぜィ。」
『そっそんな事言ったって・・・もっと美人さんが来ると思ってたんだよ、俺ァ!
何コレ、何コレ!!スッゲェブス!しかも中にはカマいっぱい!』
沖「悪ィが、こんなもんいつものこった。」
いつものことなのかよっ!?
何!?今まで何があったんだよ!?
土「それよりも、俺はこっちのが気に食わねぇ・・・。
なんで万事屋がいんだよ。」
そう。我ら真選組四人の隣には、万事屋男性二人がいた。
銀「俺も、聞いてないんだけど。なんで税金泥棒がいんの?
何でブスとカマしかいないの?酷くない?酷くない?」
新「仕方なかったんですよ。人材そろえるには此処が一番頼れたんですよ。」
神「例え九ちゃんの為でも、私こんな奴らと合コンするの嫌ネ。」
向かい側の女性陣から神楽が口を挟む。
そんな神楽に総悟はガンを飛ばした。
にらみ合う二人をよそに、今だ俺の隣でこそこそ言い続ける二人。
アレか?九ちゃんに女になってもらおうという作戦か?
そうなのか?コレは第二回なのか!?
銀「ま、はいいけどよォ・・・。てか、お前いつもよりカッコよくね?」
『あ〜?土方さんに貰った。』
銀「ブフッ。何?多串君ってこーゆー服持ってるの?」
『なんか、色々ワケ有りみたいよぉ。』
銀「多串君も大変ねぇ。」
土「いい加減にしろ。」
土方さんの瞳孔は2倍に開いた。
ヤバイな、コレ。いつもよりは大丈夫だけど、ヤバイな、コレ。
向き合う男女。
互いにどんな人間なのか見極める中、俺はある熱い視線を感じた。
ゆっくりその方を見てみる・・・。
「うふんっ。貴方イケるわァ・・・。」
カマ野郎じゃねぇかぁっ!!
いやいや、俺嬉しくねぇよ。何でカマなの?何でカマなの!?
確かにブスな女からの視線を感じる。
だが、此処にはイケメンが少なくとも二人・・・
そして結構モテる天パが一名いるから、全員が俺を見てるわけじゃねぇ。好みがある。
だが・・・
カマが・・・
男共を一通り見て、気持ち悪い笑みを見せる。
『ぅっ・・・。』
咄嗟に口を押さえる俺。
大丈夫。何も出ない。何もでない。
否・・・出ろォ!!出てくれェ!!
いっそのこと全員に引かれた方がいい!カマに気に入られるよりはっ!!
そんな俺を察したのか、近藤さんが口を開いた。
近「そろそろ、始めましょうか。」
妙「何が始めましょうかだ。何でテメェがいんだよ。お前来んなっつったろ。」
顔が壁にめり込む近藤さん。
その首元をがっしり掴み抑える姉御。
怖いです・・・。
近「グハッ・・・俺は負けませんよお妙さんっ!
まず第一回ゲーム、”ポッキーラブラブゲーム”ぅぅう!!」
妙「なんだその気持ち悪いソレは。」
近藤さんは壁にめり込んだまま喋る。
近「いいアイディアでしょう?俺、必死に考えたんです。
ルールは簡単。互いに端からポッキーを食べて行き、先に口を離した方が負け。どうですか?コレ。」
「「『なんちゅーアホくせぇルールなんだァ!!』」」
男共全員が叫ぶ。
ブスは頬をポッと赤く染め、カマはきゃっと叫んだ。
銀「キモイんだよ、テメェら。」
あ、言っちゃったよ、コイツ。言っちゃったよ。
近「じゃ、第一回目ェ!!はい、コレ引いてェ。」
割り箸を握る近藤さん。
先が赤い割り箸を引いた者がやるらしい。
男は男。女は女で引かず、此処は全員で一斉に引くのだ。
だから、男同士でやりあう場合もあるのである。
『いっせぇのっせっ!』
同時に引く。
『・・・ゲ。』
・・・赤引いちまった。
うっわ・・・最悪υ
相手は!?せめてブスやカマは止めてくれぇっ!
顔を上げる。
すると目に入るは・・・
「きゃっは♪君とだわぁ!!」
カマだった。
しかも、最初に目があった奴だ・・・。
土「・・・・・・。」
沖「・・・・・・。」
二人は何も言わない。同情してんのかな?
同情すんなら金をくれ。
あ、今くれても嬉しくない。
『・・・・・・くっ・・・くくっ・・・。』
不審に笑う。
一斉に視線がに注がれる。
『やってやろうじゃねぇのぉ!!
ポッキーは負けねェェエエ!!』
握っていた割り箸を、片手でへし折った。
近「よし、両者位置についてぇ」
かま野郎VSなべ野郎
『かま野郎なんかにゃ絶対ぇ負けねぇ!!』
土「同じようなもんだろうが。」
其処、痛いです。土方さん
沖「オイ。お前負けるんじゃねーぞ。絶対口離すな。」
『な、その素敵な笑いはなんだ?お前楽しんでるだろ。』
沖「いやいや、俺ァ別ににちゅーして来いなんて言ってねーぜィ。」
『うっわ〜凄いやこの人。自分で今暴露したの気付いてない。』
沖「何の事だろ〜。」
『殴っていい?』
沖「ダメ。」
『じゃ、土方さん殴る。』
土「おかしくね?」
こうして俺達の戦いは始まった
NEXT
〜後書き〜
え?終わっちゃうの!?
自分で書いておいて、そう思います。
何で省略したかって?面倒だったから(オイ。
予定では、第一期最終話は次です。
最終回はもっと先ですけどねυ
いや〜長かったようで短いようで・・・。
ま、第二期に続くんで。ま、それはよしとしましょう(グダグダ