世の中は予想もつかないことでいっぱいだ・・・アレ?コレ何処かで聞いたな
第二十六訓 世の中は予想もつかないことでいっぱいだ・・・アレ?コレ何処かで聞いたな
あ゛〜
気分悪・・・
昨日、高杉の所為でどれだけゴリラと瞳孔ヤローに怒られたか・・・
「局長!!副長!!隊長!!副隊長!!」
いつも騒がしい真選組の朝
俺と総悟、土方さんに近藤さんは朝食を取っていたとき
隊士が走ってきた
その所為か
息が上がっていて
”局長”だけでいいのに全員を呼んだ
近「どうした?」
隊「只今、大使館に宇宙船が墜落し、その墜落した船の艦長を捕獲しましたっ!!」
土「大使館に宇宙船を墜落!?馬鹿げてるな」
沖「ホントでさァ」
『また坂本じゃないだろうな・・・』
嫌な予感がした
―ガラッ―
取調べ室のドアを開けると
「あっはっは!!面白い奴よのォ!!あっはっは!!」
あの
聞き覚えのある喧しい笑い声が・・・
『嫌な予感的中』
沖「・・・全くでィ」
ハァ・・・と土方さんと三人でため息をつくと
坂本が俺達に気がついた
坂「おぉ!!じゃないかァ!!久しぶりじゃの〜!!」
『あ゛〜久しぶり〜毛玉』(※棒読み)
坂「そちらの男の二人も見覚えがあるのォ
はて・・・誰じゃったかな?
おっ!S子君と菱形君じゃき〜!!あははは〜あははは〜」
「「『・・・・・・・・・』」」
ガッ
俺達三人は無言で坂本のバカな頭を殴りつけた
沖「誰がS子でィ」
土「誰が菱形だ」
***
『ったく・・・いったいコイツは何しに来たんだよ』
沖「また万事屋の旦那に会いに来たんじゃねぇの?」
『銀時に?
人騒がせな奴だよ・・・全く』
―ムクッ―
『ん?』
一時的に倒れた坂本は
数分後起き上がった
坂「何するかが!!痛かったぜよ」
『テメーが悪い』
坂「も冷たくなったのォ」
『元からだ』
坂「何か会話文短くない?」
『別に』
坂「わしが嫌いか?」
『嫌い』
坂「陸奥はどうじゃ?」
『好きvV』
坂「わしは?」
『大嫌い』
俺がそういってやると
坂本は小さくなった
『つーか何しにきたん?』
沖「そうでィ
話によっちゃぶった斬りまさァ」
土「珍しく総悟が怒ってんだ・・・覚悟して話せ」
総悟・・・
そんなにS子が嫌だったの?
別にどーって事ないじゃないか
面白みがない(そーゆー問題じゃない
坂「おぉ!!目的を忘れるとこじゃったき!!
実はな?
金時にとお土産を持ってきてのォ
お前さんも欲しかったらやるぜよ」
「「『要らん』」」
土「はっ・・・くだらね、戻るぞ総悟。後はにやらせとけ」
『は!?』
沖「そうですねィ、じゃ俺は戻りまさァ
あ、アンタ釈放な」
あっという間に出て行った二人
アレ?近藤さん何処行った?
ま、いいか
どうせお妙さんの所だろう
『ホラ、早く行けよカス』
坂「酷くない?」
そんな事言わずにコレ有難く貰うぜよ」
『要らない・・・って何無理やり持たせてんだァ!!』
そう無理やり手渡された小瓶
『何コレ・・・』
透明な小瓶に
ラベルは水色で
薄ピンクっぽい色でこう書かれていた
『何々・・・
”貴方も若返ってみませんか?
一口飲めば1歳若返る
二口飲めば2歳若返る
でも全部飲めば10歳若返るこの薬
ぜひ試してみませんか?
お試し用”・・・・・・は?』
坂「面白いじゃろ〜あっはっは」
『お前こんなんに騙されんの?ばっかじゃない?
”あ、そんな感じする〜”
みたいに騙されるのが落ちだよ』
坂「騙されてなんぞいないぜよ
だってそれわしが作ったんじゃき」
『ごめん・・・もっとバカだったね』
坂「大体女子はこーゆの好きなんじゃろ?
だからにはお勧めじゃ」
『別に俺こーゆーの興味な・・・
え・・・?』
坂「どうした?」
『何で坂本、俺が女だって知ってんの!?』
坂「なんだ、そんな事かが?
そんなん会った時から分かってたぜよ?」
『マジでか・・・』
意外と坂本って鋭い・・・
んな事考えてたら
坂本の話がエスカレートしている事に気がつかなかった
坂「ホラ、飲むぜよ」
『ヤダって』
坂「お前の為に子供服持ってきてやったき〜安心して飲め」
『安心も糞もねェ!!そーゆー問題じゃないっつーの!!
あ、もしかして名探偵コ●ンみたいに
体は子供、頭脳は大人、その名も名探偵!!
みたいになるのかな?』
坂「悲しい理想じゃの」
『うっせぇ黙れ!確かに頭脳は中学生の頃から変わってねェ・・・グェッ!!』
小さな小瓶の中の液体を全て
口の中に押し込まれた
『何すっ・・・』
坂「一つ言い忘れておったが・・・
頭脳も記憶も10年前のになるから、そこんとこよろしく
あ、期限は24時間。
数時間後、17歳までの記憶が戻って
24時間経ったら元の体に戻るき、安心するぜよ」
『はぁっ!?
・・・ぅっ・・・』
キモち悪っ!!
吐き気に襲われ
俺は意識が途絶えた
次起きたらボコボコにしてやる
坂「ふぅ・・・・・・は意外としぶといのォ
もうそろそろ体が変わる頃じゃき
おっ!?」
倒れてるの体が
どんどん縮まっていった
7歳だろうか?
の体がそれぐらいの歳のモノになると
縮まるのが止まった
坂「は17歳じゃったかが」
『ん・・・』
目を擦りながら起き上がる7歳の時の・・・
『誰お前』
坂本に気づくと睨み付けた
坂「わしは坂本じゃ」
『あ、毛玉な』
坂「・・・・・・」
坂本は思った
もしかして
17歳のはまだ大人しい方で
7歳のは生意気で世話が大変なんじゃ・・・
しまった・・・
と後々後悔
『オイ毛玉ぁ?どうした?お腹痛いの?』
すると首を傾げて自身を見つめるが・・・
いつもの憎たらしい顔でもなく
とても可愛らしいモノだった
坂「・・・フッ
はいい子だなァ」
『そう?さんきゅ』
優しく笑う
そしてまた坂本は思う
・・・このままでもいいと思うぜよ
でも変わってるき
普通知らないおじさんがいたら怪しむのに
そんな感じ全然しない・・・
だがそれがいいワケでもないけど
『毛玉?』
坂「なぁ」
『ナニ?』
坂「意味違うぜよ
はわしの事疑ったりしないかが?」
『え?
・・・・・・そりゃ普通は怪しむよね〜
毛玉と初めてあったとき、そんな感じしなかったから・・・かな?
なんて言うか・・・
優しい感じがしたから?』
坂「・・・やっぱりはいい子じゃき」
『あはは』
坂「それよりも服着替えたらどうじゃ?ブカいじゃろ」
『うん、ブカい・・・なんでこんなん着てんの俺?』
坂本に手渡された服を見る
『女モン?』
坂「そうじゃ、の事だから可愛い着物は好きじゃないじゃろ?」
『分かってんじゃ〜ん』
その着物は女の着物であるが
黒っぽい男でも着れそうな服だった
それを着る俺
―ガラッ―
沖「まだやってんのかィ?」
いきなりドアが開き
栗色の髪のくりくりした目のした男の人が入ってきた
その人も俺を見て
「『誰?』」
唖然とする二人
「どうした総悟?
・・・誰だオメェ」
うげっ・・・
怖っ・・・
何この人・・・瞳孔ヤバいよ
栗髪の後ろから出てきた男に
俺は一歩引く
沖「オイオイ土方さん、ガキが怯えてやすぜ
面と向き合って話す時ァ
その開きすぎてる瞳孔を閉める必要がありまさァ
俺、将来の土方さんが心配でさァ」
土「どーゆー心配してんだゴラ」
瞳孔ヤローは今にでも栗髪に襲い掛かりそうだ・・・
止めなくてもいいか、面白そうだし
は第一印象で
沖田を栗髪
土方を瞳孔ヤロー に任命した
沖「それにしても、アンタ名前は?
この毛玉の娘ですかィ?」
坂「いや、違うから」
沖「似てないですねィ
愛人の子供ですかィ?『一日だけこの子の面倒を見て!それぐらい父親として当然でしょう』とか言われたんじゃねぇのか?」
坂「人の話を聞け」
沖「全く近頃の毛玉は・・・」
坂「近頃の”毛玉”って何!?どーゆー意味っ!?」
その風景を見て
俺はニヤりと笑う
栗髪ってSだなきっと
こりゃ面白いや
じゃ、きっと瞳孔ヤローはいつもいじられてる
いじられキャラ?
土「総悟、話ヅレてんぞ
お前の娘じゃねーんだな?」
坂「だからそう言ってるじゃろ」
沖「じゃぁ誰・・・・・・ん?」
『・・・?』
沖「コイツ・・・」
に似てまさァ
土「どうした?
・・・ん?」
二人とも俺の顔をじっくり見るなり
何も言わなくなった
『何?ナニ?』
土「意味違ェよ」
沖「なぁ、オメェ自分の名前言ってみ?」
『俺ァ生憎知らない奴に自分の名は名乗らねェ主義なんでね』
ムカつく奴でさァ
やっぱり似てる
沖「じゃ、苗字だけ言ってみな」
『・・・・・・』
バカだ
名乗らないとか言っておいて苗字は言いやがった
そっくりだ
沖「オメェのいも・・・「待て」・・・なんでィ土方さん」
”の妹か?”と聞こうとしたら
土方さんに止められた
土「名前は・・・””か?」
『なっ・・・!?』
ビンゴ
やっぱりな
沖「・・・どーゆーことなんで?」
土「だから・・・
コイツはなんだよ」
ビシィッと指を俺に向けるひじき
おっ?”ひじき”ってあだ名・・・ナイスアイディアじゃん(馬鹿
『当たり前じゃん、俺はだよ
それが何?』
が分からないのも当たり前
なんたって記憶が無いのだから
自身は7歳だと思ってるのだから
沖「・・・こりゃ土方さん」
土「・・・コイツが何か知ってんだろ」
坂「・・・・・・」
二人は坂本を睨み
坂本は冷や汗をかきながらも
全てを話した
もちろん
俺は何を言っているのか分からなかった
というか聞いてなかった
何やってんだよ・・・コイツら
俺に内緒にしておかなきゃならない話ってか?
***
沖「へぇ〜なるほどねィ」
土「そんなものが・・・」
沖「・・・・・・面白そうでさァ」
ニヤり
と笑うサディー君(改名)
『・・・・・・』
沖「そうそう、俺達名乗ってなかったよなァ」
『いえいえ、別に名前知りたくないんですけど?
サディー君と瞳孔ヤローで覚えてるから』
土「テメェぶっ殺されてェのか?」
『いや別に?』
ホント
ムカつく奴だ
これでじゃなかったら吃驚だわ
沖「俺ァ沖田総悟でさァ」
ニコっと笑う沖田総悟と名乗る男
正直言ってめっちゃ可愛い・・・
土「俺は土方十四郎だ」
沖「土方さん、だから何度言ったら分かるんです?瞳孔閉めないと」
土「んな簡単に出来てたらとっくにやってるわァ!!」
アンタなりに悩んでたんですねィ
『ねぇねぇ』
沖「ん?」
制服の裾をぎゅっと掴み俺の顔を見上げた
『お兄ちゃんはなんて呼んで欲しいワケ?』
沖「・・・」
土「・・・」
じゃないだろ・・・コイツ
がこんなガキだったワケあるかァァァアア!!(酷
別にが嫌いなワケじゃねぇが
7歳のがこんなにも可愛らしいモノだとは想像もつかねぇんだよ
沖「・・・・・・」
『総ちゃん?』
沖「・・・・・・普通に総悟って呼べや、」
笑いかける総悟
このに”総ちゃん”と言われるのはいいが
そのうち記憶だけは戻る
その時にが言うのはちょっとな・・・υ
『オッケェ』
ビシッと親指を立てた
バカなところは変らない
『じゃ、そっちの野郎は土方さんでいいや』
土「なんだよその”じゃ”って!!」
『流石に年が離れすぎてて呼び捨ては辛いから』
沖「ぷっ・・・」
年が離れすぎ=土方はオッサン
土「ぶっ殺す」
刀を勢いで抜いた土方さん
俺とやるつもりですか?
沖「オイオイ土方さん、いくら過去に負けたからって
今じゃ力量は計り知れてるでしょう
7歳に勝って嬉しいんですかィ?」
土「だが俺の腹の虫が収まらねェ・・・
一発たたっ斬る」
斬ったら終わりでさァ
そんな事もわかんないのかねィ
土方はに刀・・・ではなく木刀を振り下ろした
打撲ならいいと思ってんですかねィ
幼児虐待でさァ
とかいいながら止めない俺もどうかと思うが・・・
ん!?
マジかよ・・・
目の前には
一瞬で土方の懐に入り込みデコピンをかました
土「なっ!?」
沖「ヒュ〜♪」
『甘くみちゃダメだよお二人さん♪』
よいしょっ
と椅子に座り込んだ
そして坂本の持ち物であろう鞄の中からスナック菓子を取り出して
ポリポリ、ムシャムシャ食べ始めた
『あ、コレ旨い・・・』
次から次へと食べていく
沖「へぇ〜、オメェなんでこんな強いんだ?」
『別に強くないっしょ。
ただ単に土方サンが俺を甘く見たから隙が出た、それだけ』
小せェのにしっかりしてんなァ
『ま、二人とも。コレでも飲め』
小さな小瓶の飲み物を
俺はコップに入れて差し出した口に思いっきり流し込んだ
坂「あ・・・ソレ・・・υ」
坂本がそういうのも遅く
二人の体は小さくなっていく
沖田は8歳ぐらい
土方は14.5ぐらいだろう(※アバウト)
沖「ゲェエエエ!!何コレェ何この体ァ!!」
土「ってめっ!!」
二人が飲んだものは
体だけが若返り、記憶はそのままのモノだそうだ
『へっへ〜ん。ざまーみろ』
ピースをして二人を馬鹿にする
一番小さいながらも憎たらしい
土「ん?ちょっと待て・・・、お前記憶戻ったのか?」
『まぁね、小瓶を片手に持った時だけど』
それにしてもお二人さんも若いねェ・・・
てか小さい総悟可愛いvV
ヤベェ・・・食べちゃいたい(※自分の方が小さい)
土方さんも子供の時はまだ可愛かったのね
『ねぇ、この体いつ元に戻るん?』
服の首元を人差し指で引っ張って馬鹿(毛玉)に聞く
坂「さぁなァ?そのうち元に戻るじゃなかが?
わし、今から銀時の所に行くき。お主らどうする?」
俺は総悟と土方さんの顔を見て親指を立てた
すると総悟も同じように親指を立てて
俺と同じぐらい素晴らしくも怪しいスマイルを見せた
土方さんは保護者同然なので、はァ、と深いため息をついた
あの親指反対側に折ってやろうか
そう思っていた
坂「行くと言う事じゃきな。」
そう言うと荷物をまとめ、出て行こうとする
土「おっオイ!ちょっと待て!!」
だがそれを止める
坂「何じゃき?行くと決めたら後は行動するだけじゃ」
土「そうじゃねェ・・・。」
土方さんは何が言いたいのだろうか・・・?
総悟を見ても、”?”と首を傾げていた
その姿を可愛いと思いながらじっと見てると
服を引きずっているのに気付いた
『あ・・・分かった!服だ!!
そんな格好で外に出るワケにはいかねーよ毛玉ァ。』
坂「おおっ!そうじゃき!
確かにその格好で行くのはマズいのォ」
自分の鞄の中から子供服を取り出す
『一体何着持ってんの?』
坂「ん?全部で10着じゃよ」
ドラ●もんかよっ!!
コイツァ何か?
マニアか?
二人は毛玉から子供服を受け取ると、
俺の目の前から消えて、数分後戻ってきた
『別に俺の目の前で着替えたってよかったのにィ〜』
にやにやと笑う
沖「の目の前で裸になったりしたら、俺の身が危ないでさァ」
きゃぁ、と両手を胸の前でクロスさせた
バカ、、本気で襲うワケねーじゃん
男の貞操護るどころか・・・
普通逆じゃんっ
だけどそれでも総悟は超可愛い
バカで憎たらしくても超可愛らしいので、今回は許しちゃう
にやにやと笑っていると
少し引いていた土方さんが口を開いた
土「オイ、俺は行かねーぞ」
「『「えυ」』」
土方さんの言葉に、三人は同時に反応した
行くと思ってたのに、急にそんな事言うもんだから、、
沖「何でさァ、土方さん?」
『そうだよ土方さん!』
ブー、ブーとブーイング
土「万事屋に会いに行くだァ?
アイツらに会いに行く理由は何なんだよ。」
あ、嫌いなんだ。土方さん
銀時の事・・・
でも逆に言うと
好きだったらキモいわ
『あそ、じゃ、待ってりゃいいだろ、ラーマヨ。』
土「何で其処逆にする!?ラーマヨって何だよっ
それになんか最近、お前無礼講じゃねェか??」
『何言ってんだィ、土方さん。
俺はいつでも無礼講だぜ ┐(´ー`)┌ 』
キラーンと歯を光らせた
土「なんでお前はいつもそうなんだ。
ってか、前から思ってたけどよォ・・・その歯がキラーンって奴どーやんだ?」
『あ、気になってたんスか、
コレはですねェ・・・秘密ですよ。
あ、ズレた。ヤベッ』
いきなり口の中に手を突っ込む
何がズレたんだ?と思えばすぐに分かった
『あ〜ど〜しよ〜付けれない
粘着力が無くなっちまった・・・。
ねェ総悟、コレ付けて』
の手には銀のプレート
よく、虫歯の上に被せる奴だ
それが上だけでなく、
側面にも被せれる様に曲がっていた(┓)
には虫歯が無い
ただ歯を光らせるためだけに何処かから手に入れたんだろう
沖「嫌でィ。お前のばっちぃ唾が着く」
この提案は総悟も関係ありそうだ
『何言ってんのさ、そのうち気にならなくなるって』
沖「どーゆー意味でィ」
『だからいつかそのうち俺が夜中総悟の部屋に侵入・・・』
「だァァァア!!お前は何言ってんだァアア!!」
『コラコラ土方さん、俺の口説きの邪魔しないでくださいよ』
「お前、キモい」
『マヨキモい』
「マヨネーズを侮辱すんな」
『俺はアンタを侮辱してんです』
「そうか分かった刀を抜けぇえい!!」
土方さんは刀を抜くと俺に向かって振り下ろした
それをスルッと避けると
『土方さん、刀抜けって言っておいて
俺が抜く前に先に仕掛けてくるんですか?
先手必勝とはこのことですか?』
当たり前の様な意味不明な事を言った
土「あぁ、勝負というものは先に先手を打った方が勝ちなんだよ」
『そう言っていつも俺に負けてるアンタは何ですか』
土「なぁマジで本気で斬っていいか」
『俺に聞いてるんですか?
じゃ、斬っちゃだめです。』
土「マジでお前ムカつくんですけど」
『7歳のガキんちょにイライラしてる様じゃ、人生終わりっスよ』
土「お前の脳内は17歳だろォがァっ」
『でも傍から見たら、児童虐待っスよ
きゃぁああ!!助けてェ
知らない瞳孔開いたお兄ちゃんがいぢめてくるよォ!!』
土「マジで斬りたいんですけど・・・
しかも”いぢめる”って所が余計腹立つ・・・」
勘弁したのか、素直についてくる事になった
土「はァ・・・俺もう嫌だ」
『オイ、何しんみりしてんだ。元気だせっ
悩みでもあんのか?オジサンに話してみな、元気になるぞォ』
ため息をつく土方の肩に手を乗せ
馴れ馴れしく話し掛けた
土「お前はいつからオジサンになった?」
『只今ナリマシタ、ソシテモウ戻リマシタ』
土「なぁ、何回言えばいいんだ?
お前ムカつく」
『あ、そう言ってもらえると光栄です。』
人が嫌がるのを餌としてますんで、と笑った
『ね、総悟vv』
沖「な、。」
坂本と一緒に部屋を出た
一人部屋に残こされた土方は・・・
土「・・・俺、これからどーなるんだ・・・?」
もう一度ため息を吐いて三人をノロノロと追いかけた
NEXT
〜後書き〜
アンケ3位『皆幼児化』です
ギャグ少ないですねェ・・・
しかも土方っていっつもおもちゃになってません?
土方好き様申し訳ないです・・・(汗
えと・・・次回に続きます
お楽しみに〜(しない方が身のためです)