温泉の後にはいちご牛乳を飲みましょう【下】



『はぁ〜…』



大きなため息をつきながら

海辺に向かってるです



第十七訓 温泉の後にはいちご牛乳を飲みましょう【下】



ザッ

ザッ


砂浜に入るとサンダルに砂が入り込む




青い空に輝く海

麦藁帽子を片手で押さえ

皆がいるであろうところへ行く







土「オイ総悟ォ!!待ちやがれェ!!」

沖「いやでさァ」



この声が聞こえたらもう姿は見えた



『皆ァ!!』


「「「!!」」」




土「遅ェ」

沖「ホントでさァ」

近「まぁまぁ…」




『てか死ねお前ら。何で俺がこんなトコに来て泳がにゃならんのだ』

土「テメーが泳ぎたいって言ったんだろうが」


『アレ?そーだっけ?』




ちょいと誤魔化してみたり



てか…皆…色っぽい…



ヤバイわァ〜こんなのありですかィ!?(何故総悟口調)

こんなの見れるなら来てよかった〜

もう腐った痛い子でもいい!!マジで最高だよあんた等萌える〜(ヤバイ)



みんなの格好は…

総悟⇒濡れた髪からしたたる水に、ハーフパンツ

マジで色っぺェ

イヒヒヒヒ(逝け)


土方さん⇒こちらも少し濡れた髪(総悟にかけられた)にシャツにグラサン

なんか大人の男って感じで…むふっ(マジで逝け)


近藤さん⇒ゴリラ





ということで

一部の奴はともかく二人とも…萌えるぅうう!!!


ぶっしゅぅぅううう


心の中で鼻血拭きましたよ

実際はやってませんよ?

にやけてたかもしれないけど(それヤバイだろ)




沖「何やってるんでさァ。泳ぎますぜ」


グィッ



『え!?』


思いっくそ引っ張られましたよ


ザッ

ザッ


『え?ちょっと待て待て待て!!タンマッ!!』


沖「ナシでさァ」



バサッ



はぃいいいいいいい!!?

目の前に総悟の色っぺェ顔が見えるぅ



はい…
只今お姫様抱っこ状態にあります


『え!?え!?えっ!?』


沖「逃げられませんぜ。」



助けてェ!!

誰か助けてェ!!

へ…ヘルプ フォー ミー!!!!!(何!?)



ザッ

ザッ


心の訴えは虚しくも
総悟は海に近づいていく



ザプッ


ザバァー



総悟の足が海に浸かる



ちょ…マジ止めて…(泣)


それも虚しく



ザッパァァアアアアン


『ぎゃぁあああああああ!!!』




投げられました

海の中に投げられました



落ちる様に見えた顔は

サディスティク星の王子様でした






ブクブクブク.。o○


ザッパァア

『プハッ』


顔だけ出す


土方さんも近藤さんも…

俺の叫びでやっと気付いたようだ

ヤバイ…

ヤバイぞ…


どうする俺!!ライフカード 続く!!(は?)




土「何してんだオメーら」

『ちょっと水遊びを…』

近「面白そうだなぁ…よし!俺も入れてくれ」


『あぁぅううちっだばさぁああ!!』(何?)


近土 びっくぅううううう!!?煤i ̄□ ̄;)




『ちょ…土方さんも近藤さんもちょっと散歩でもしてきたらどうですか?
景色もいいですし…此処はホラ…同世代同士の話もありますし…
近頃のこの年齢の男の話つったら分かりますよね?』



俺にしてはナイスなアイディア!!



近「そ…そうか…確かに其の年齢だしな…うん。
  トシ、少し散歩でもするか。総悟…を頼んだぞ」

土「…まぁいい…そこそこにしとけよ」




ザザッ



そう言って離れていった




『ふぅ〜…』


助かったぜ…
ナイスだ俺( ̄ー+ ̄)



沖「チッ」

アレ?なんか可愛らしい男の子から舌打ちが聞こえたぞう?
何でだろう〜?
気のせいかな〜うふふ〜あはは〜





沖「いい加減出てきたらどうですかィ?もう俺等以外誰もいませんぜ」

『誰の所為だと思ってんだよ、誰の!!』




ザプッ


ゆっくり立ち上がって出た


顔だけは出してたから髪は少しだけ乾いた


沖「!!」




『え?』

総悟が黙り込んでしまった








沖「えろい…」


『はィイイいいイイイ!!?』


沖「のクセして体は女なんですねィ…」

失敬な


確かに一見女には見えないですけどねェ

それなりに頑張って女らしくしてたんですよ?前までは




今の俺は服が濡れて体に密着してて髪も乾ききってなくて…

土方さん達を行かせておいて良かった…




沖「でもどーするんですかィ?そのままじゃ乾く前に二人が戻ってきまさァ」


『フッ…そんな事もあろうかとタオルも着替えも持ってきたんだよォ〜ん』


パサッ



ところで…何処で着替えよう…





見渡す限り海…海…

戻ったらホテルの人にバレる…

どうする…俺!!(またかよ!?)



沖「オイ」

『何だよ』

コッチは必死で考えてんだよボケ

黙ってろ(酷)



沖「タオル貸しなせィ」

『は?』


バサッ


無理やり俺のマイアヒルタオルちんを奪い取ると





それを目元へ持っていき

後ろできつく縛る

つまり…目隠しをした


沖「此れでいいだろィ…さっさと着替えろィ」




総悟なりの気配りかな?

隙間が開いてて見えるってオチもあるけど

こーゆー事に関しては信じてもいいだろう


『じゃぁ…いいって言うまで取るなよ?』

沖「わかってまさァ」




バサッ

俺は大胆に服を脱ぎ捨て着替えた

なんと早業10秒かからない!!



『いいよォ〜』

沖「早いですねィ…まさか其処まで速いとは…」

『フッ流石俺』

沖「何言ってんでィ。なんて何処も凄くないでさァ」

『ちょっとは頑張った俺を褒めてもいんじゃないの?』


大体総悟が原因なんだしさ〜




ザザッ


近「終ったか〜?」



丁度その時二人が帰ってきた


近「ちょっと先まで行った所に売店があったが行ってみないか?」



『え?俺達を誘いに態々戻ってきてくれたんですか?』

沖「近藤さんらしいですねィ」

『だな…あはは…』





近「じゃぁ行くぞ〜!!」

『近藤さんのおごりで』

近「ハッハッハ…ちゃっかりしてんな〜。今回だけだぞ」

『やっりィ!!』


そして俺達は海辺を歩き出した

すると…




マジかよ…








俺の目線の先には、客引きをしている万事屋



新「いらっしゃ〜い氷〜氷はいかがですか〜
アイスも焼きそばもありますよ〜」


『何してんのあんた等…』



銀「!?」

神「アルぅ!!」

ガシィ

いつものように情熱の愛のアタックをされた



土「万事屋…?」

沖「……」神楽を睨む

近「おぉ万事屋の諸君じゃないかァ!!」




新「どうも…皆さんも来ていたんですね!!」

『おうよ!てか繁盛してないね…人はいんのに…』

新「それがですね…もうちょっと行った所に海の家がありまして…」

土「客がそっちに行っちまうと…」


新「はい…」



沖「じゃぁ俺達もそっちへ行きやしょう」
土「そうだな」
『うん同感だ』


神「オイサディストォ!!私のに近づくんじゃねーアルぅ!!」

沖「オメーがサディストでィ。なんていらないでさァ!!」

神「なら早くを渡すアル!」

沖「あぁいいですぜィ。じゃーな


ザッ


『え!?ちょっ…土方すぁあああん!!見捨てないでェ!!』


土「悪いな」


ザッ


『オイゴリラ助けろ』


近「何で俺の時だけ命令なの…?」



それでもゴリラは助けてくれた

近「悪いね…は今日はコッチなんで」



そして二人に追いつく


オイテメーら覚えておけ


あ…そだ!!



『オイ新八!』

新「何?」


『ズッキーニカルピスマヨネーズ大盛りをあそこの瞳孔とサディストにつけで!!』

にやり


銀「了解」

にやり



珍しく銀時と心が通じあった



土沖「何勝手に頼んでんだ!!(でィ!!)」



『え〜?別にいいじゃないですかァ〜
 あ…俺のはいちごで、ゴリラにはメロンでズッキーニカルピスはあそこの二人に』


土「誰が食べるかそんなもん!!」

沖「すぐに返品しなせェ」



パクパク


『おいしいねゴリラよ』

近「そうだね・・・」


俺はものすごいスピードで完食

ゴリラは悲しくも嬉しくも完食



土沖「……」



銀「はいどーぞ。食べないと勿体ないよ〜」



てか…適当に頼んだのに

なんでそんな売れないよーなものがあんの?





土「…やりやがった…」

沖「なりの仕返しですねィ…」




やっと折れたみたいで食べ始めた



『二人ともそんなものよく食べれるね〜味覚おかしいんじゃない?』

銀「ホントだよな〜俺ならそんなものクソ食らえだよ」

神「ホントアルな〜」

新「全くですね」




ブチッ

土「いい加減にしろゴラァ!!」



『フッ…俺を黙らそうなんざ百万年早いんだよカス』

今の顔はお妙さん並です





負けました…


何故か以外の人間皆が言ったそうな




それから何事もなく
部屋に戻った



『温泉お〜んせん♪』



自室に戻ってから仕度をし、温泉へ向かう




愛しの温泉ちゃんが俺を待っている〜


はッ!!?煤i ̄□ ̄;)







俺…

どっちの風呂に入ったらいいの…?









俺は立ち止まってしまった



土「じゃねーか…一緒に行くか?」


其処には…真選組御三方…


近「いいなぁ!!そーいえばと入ったことない気がするしな」



ヤバイ…

総悟に目で助けを求める



だが



にやり
沖「いいですねィ行きやしょうか」




こんのォS王子め〜

どんだけ俺を困らせたいんだァ!!






よし…この作戦で行こう!!


あの人達より早めに服を脱いで

そして猛ダッシュで色の付いた風呂へ!!

そーすれば見られない



そして出る時は皆よりも遅く入ってそんで猛ダッシュで出る!!


着替えは…

何処で?





うし!
一か八か!!

『ちょっと其の前にお腹空いたんで飯食べません?』


ご飯にトリカブトを含ませて
軽い苦痛を起こさせ、トイレに駆け込ませる
そしてその間に風呂へダッシュさッ( ̄ー+ ̄)


てか皆が出るまで体も洗えないけど…


それまで踏ん張れ俺!!
バテるな俺!!

土「そーいやぁ…夕飯まだだったな」

ぐー

近「確かにそーだな…よし!そーしよう!!」

沖「チッ」




なんでコイツは俺をバラそうとする!?
いや…違うぞ
コイツは俺が困ってるのを楽しんでいるだけだ







こーして俺はトリカブトは流石に気が引けたから
賞味期限切れのヨーグルトをこっそり食べさせた


ぎゅるるるる

土「うっ!?」
近「ぐぉおおおおお!!」

かなりのスピードでトイレに向かいました
作戦成功☆

にやり

総悟は…まぁ大丈夫でしょう




そして二人がこもってるトイレの前に立ち

『先に風呂行ってますね』


とだけ言って…




シュタタタタタタタタタッ

物凄い速さで足が動いてます



『やったよ!!やったよ俺ぇ!!』εε=(o≧∀≦)o



周りの人は痛い目で見ていますね

でも今の俺には何も感じない!!

ふはははは(壊)





―脱衣所―

 
ガラッ


『よし!誰もいねェ!!』



此処に男でもいたら最悪だもんな…

あ…そーいやぁ

この時間入るのは真選組くらいでしょう


てか混浴か〜此処…


でもさ

いつもは嫌だけど今回だけ助かるよ



だって…
そんなことしたら俺はどっちに入ればいい!?


女湯に入れば
女は叫ぶし、水かけられるし
男湯に入れば
バレるわ…


だとしたら混浴でしょう

ふっふっふっふっふ(黒笑)




一応全体にタオル巻いておこう


バサッ


急いで服を脱ぎ、一応タオルを巻いて

露天風呂に向かう




ガララ


曇っていて良く見えない




ヒュ〜




『寒ッ!?』



ちゃぷん


左足からゆっくり入る



『あったか〜い』

気持ち〜♪
久しぶりだよォこんな快感!!






すると…

バチャッ
「てめっ何するアルかァ!!」
バチャッ
「やったな!二倍返しだコノヤロー!!」
バチャッ
「何で僕なんですか!!もう二人とも誰か来たらどーすんですか!!」



この声…


曇っていてよく見えないけど
こんなしょーもないコントとこの声は

万事屋だ!!




さて…
なんて声かけよう…

アレか?

”やぁ!!マイスウィートはに〜。元気ィ?”か?
バカみたいじゃね?コレバカじゃね?



それとも

”皆ぁ〜皆も此処に泊まってたの〜??”


か?面白くねェ…(何を期待してるんだ何を!!)



神「アレ?アルか?」

銀「…え?」

新「あ!ホントだ!!」




神「〜!!」

ザバッザバザバ


神楽が走ってきました


こっちから声かけなくても良かったのね〜



もちろん皆様もタオル巻いてますよ〜

『お前らも此処に泊まってんの?』

神「そうアル!!何故か無料アルよ」

銀「ケッ…オメーが脅したんだろーが」


『脅した?』


新「神楽ちゃんが此処に泊めろ〜泊めねーとブッ殺すぞ〜って…」



・・・・・・


何も言えねーや






ガラッ


すると引き戸が開いた


沖「いますかィ?」


総悟だ

土「あ〜…死ぬかと思ったぜ」

近「俺もだ」


その他2名も生存確認しました隊長!!(`o´)ゞ



銀「あっれ〜?多串君じゃないの〜」

土「多串じゃねェ!!だいたい何でテメーもいるんだよ」

近「まぁまぁ…いいじゃないか」

新「さんがいるって事はいますよね…」

神「……」

バチバチバチッ

沖「……」

総悟と神楽の間に広がる殺気



オイオイ…こんなところでやんなよ

風呂場だぜ?

風呂場でやるか?普通…



沖「オラァアアアアアア!!!」バチャバチャバチャッ
神「ホワチャァアアアア!!」バチャバチャバチャッ


考える事は幼児並ですね

風呂の水かけ合ってますよ


俺は大人だから〜



てか俺立ち上がれないから

タオル巻いてんのバレちゃうから〜





てか…被害合ってます

俺だけじゃないよ?

銀時も新八もゴリラも土方さんも…




皆…



やっぱ色っぽいわ〜



押し倒してもいいですか?

しかも軽く目をつぶってるから

余計にね〜



ヤベぇ…




理性を保て俺!!

相手は男だ!!


アレ?

いいのかコレ?

俺本性は女だからいいのか?

ヤベッ

忘れてたよ自分の性別




ぐらっ




あひゃ?

目がくらくらする…

のぼせたか?


みんなは風呂から上がってるし

土「チッ…こんなんじゃゆっくり風呂も入れねェ…も上がれ、のぼせるぞ」


『大丈夫れす〜丁度いい感じですよ〜』



出れるわけねェ…



早く出てってくれ皆!!


いや…


土方さんと近藤さんだけでもいいから

早く逝け行け








土「じゃぁ近藤さん行こうぜ」

近「そうだな…のぼせるなよ〜」

『ひゃいひゃ〜い』


もうヤバイよ

早く消えろ

もうダメぇ…




沖神はまだ水のかけ合い…

ではなく…


ヒートアップして

シャワーのかけ合いになってます



バチャッっとゆー音が

ブッシュ〜〜とかジャァァアアアアアとか

可愛くない音になってるよ


ホラ〜
水のかけ合いって桃色の青春じゃない?

でもさ


コレはもう

戦争だよね



ガララッ


ペチペチペチ

ペタペタペタ



ガシャンッ



ふっ…

やっと…

やっと出て行ったぜ…



新「僕ももうヤバイんで出ます」


『お〜う』


ピシャッ




『うひゃひゃひゃひゃ』

銀「!?」


あ〜

銀時が引いてる〜

俺が壊れた〜みたく引いてる〜


でも俺頑張ったよ

頑張ったよ俺!!



でも…


『もうひゃめ…』(通訳:もうダメ…)


バタッ

ゴンッ(痛)



銀「!!」


俺の意識は途絶えた



〜総悟SIDE〜


こんな奴相手にこんなことしてるのは情けないような気がしやすが

なんかムカきまさァ



バタッ

ゴンッ

銀「!!」



!!


!?



俺はやっと今起きてる事を理解しやした




がのぼせて倒れたんでさァ


沖「!!」


タッタッタッ


俺は急いで駆け寄った

神「!!」

チャイナ娘も同じように駆け寄ろうとしたが


ツルッ


ベチッ


アイツもこけて頭打って気絶


バカですねィ



沖「〜大丈夫ですかィ?」


顔真っ赤でさァ

こりゃかなりのぼせてますねィ


まぁバレないように土方さん達にトイレに行かせて先に入ってやしたし

さっきも一度も出てなかったしねィ



銀「ったく…神楽まで…沖田君…頼むわ。俺神楽運ばねーと…」

沖「わかってまさァ」



銀「てか…どーする?」

沖「何をですかィ?」

銀「コイツらは女だ」

沖「そりゃそうですよねィ」

銀「運ぶにも裸じゃダメだろ」

沖「まぁ…当たり前ですねィ」

銀「服は…はよしとして、神楽は女用の脱衣所にあんだよ」


沖「……サイナラ」


銀「え!?ちょっ!!沖田く〜ん!!待ってェ!!」



旦那の言葉を聞かずに脱衣所に向かった

ガラッ



の服…

あった!コレですねィ


沖「さてと…これからどうするかねィ」



一見男でもコイツは女だ

服着させるにはタオル外さなきゃならねーし

着させるにも…



沖「女将でも呼ぶか?でも男の俺が言うのもな…」




!!

コレだ!!

コイツがそーなように

俺も女のフリすればいいんじゃないんですかィ?


あいにく俺は口調と態度を変えれば女にも見えなくはない

コイツが使ってたゴム使って髪結いでいきゃぁ大丈夫だろィ









髪を二つ結び程にして…
タオル詰め込んで…




沖「風邪引くんじゃねーでさァ」

ガラッ




タッタッタッタッタッ



ぐるっ


廊下を走り、曲がり角で曲がった瞬間


沖「!!」
女「!! す…すみません!!」


此処で働いてるであろう奴に出会った


丁度いい…




沖「風呂場でわ…わた…私の友達がのぼせちゃった…の…」

女「そうですか!すぐ行きましょう!!」



こうして俺は何とか成功した


かなり口調には梃子摺ったが…




に服着せると

俺は女に

沖「まだ風呂場に女性がもう一人倒れてるの…その子の保護者が男の方で…」

女「はい。かしこまりました」



何でかわかんねーけど旦那の方も手伝いやした



成功してもあんま嬉しくねーが…







を自室に運びだし、寝かせた


沖「ったくよォ…めんどくせー奴でさァ」

『ん…』


が目を開けた



『ありぇ?此処わぁ〜?』

沖「自室ですぜィ」


『うぎゃっ!?総悟ォ!?』


吃驚しすぎでさァ



沖「のぼせて倒れたんだろィ」


『あ…そーだった…てかね〜懐かしい夢見たよ〜』

なんだィコイツ…

人に心配かけさせやがって


アレ?

俺心配したのか?


まぁいいでさァ


沖「へ〜どんな夢でィ」





『総悟と初めて会った時の夢〜バカやったな〜俺』


沖「あぁ…あの時の…初めて見たときこいつ大丈夫かって思いやした」

『酷いね総悟って…』

沖「お褒めの言葉ありがとうごぜぇやす」


『褒めてないって』




俺達はしょうもない話を続けやした

世話焼かせやがって





バラしちゃいやしょうかねィ

そしたら面白そうでさァ









でも






何故か










コイツの泣き顔は見たくないでさァ










コイツの困った顔見るのも楽しいけど










笑った顔の方がずっと見たいって思いまさァ









〜後書き〜

十七訓終ったわ〜…なんかね〜グダグダになっちまったから途中で止めたって感じかもね〜
コレ読んでくださっている方…申し訳ございません