温泉の後にはいちご牛乳を飲みましょう【上】
『ふわぁ〜』
ど〜もです
今前からためてた書類(土方に怒られたから)整理してんだけど
疲れたぁ〜
ガララ
襖が開いた
沖「ちょいといいですかィ」
『ぎゃぁああああ!!総悟のエッチぃ!!!』
カチャ
沖「黙りなせェ」
『はい』
解説しよう
只今俺が冗談を叫んだところ
首元に刀を(しっかりと刃を)当てられたのだ
第十六訓 温泉の後にはいちご牛乳を飲みましょう【上】
『でもさ〜一応俺総悟しか知らないけど女なんだからさ〜ノックぐらいしろよな』
沖「オメーを女だと思った事は一度もありやせん」
最低な奴だねオメー
『で?用な何?』
この様の邪魔をしたんだから素晴らしい事でしょうね
沖「(コイツ態度デカくなってまさァ)
近藤さんが隊士達を集めてやした。大事でとってもいいことだと」
『へぇ〜』
なんだろ…
いいこと?("大事な"を考えない)
何だろォ〜
てか最近万事屋に帰ってないな〜
未来から帰ってからも一度も帰らずに居候だ
いい加減ゆっくり風呂に浸かりてーよ
真選組って風呂デカいけど隊士達が入ってるから
小さなシャワールームでしか入れないんだよね
しかも俺が女って知ってるの真選組では総悟だけだし
総悟なんて見張りしてくれねーし
あぁ!!
万事屋に帰りてェ!!!(pД`q)。゜。
沖「聞いてやすかィ?」
『いーえ』
カチャ
『スミマセンでした』
沖「総悟様のお話を聞かない子に育てた覚えはないでさァ」
育てられた覚えもないけどな
沖「総悟様憲法第一条 総悟様を敬え
総悟様憲法第二条 いつでも第一は総悟様…」
はいはい…勝手に言ってろ
てか何だよ”総悟様憲法”って
ネーミングセンスゼロだね
沖「総悟様憲法第三条 お前の物は総悟様の物…」
オーイ!ジャイ●ンになってるぞ〜
Yours is mine,Mine is mine.
あ…俺英語苦手だった…適当に打っちまったけど
多分直訳しても外人には理解できないだろーな
Pardon?
Sorry,I can't understand!!
What does it mean?
とか言われたらおしまいだな
アレ?Whatとmeanの間に何かいるっけ??
沖「総悟様憲法第十五条 総悟様に指図しない
総悟様憲法第十六条 総悟様のいう事は全て聞く…」
まだやってるよ
てかさ
よくそんな事を一度も噛まずにスラスラと言えるね
絶対考えないとでねーよ俺には
沖「総悟様憲p『あぁもういいわァ!!早く近藤さんの所行くぞ!!』oう第十七条 s『いい加減にしろ!!』」
ズルズルとまだ言ってる総悟を引きずっていき局長室に向かった
いったい何条まであるんだよ
沖「100はありますぜ」
心の声に答えないで結構
コイツは出会ったときから変わらねェ
沖「ソイツァいい事でさァ」
(´Å`;)=3
助けてマミー!!パピー!!
あ、俺両親いないんだった
助けて兄貴ィ!!
ヘルスミー!!
沖「ヘルプミーな」
もう…疲れたよ…
引きずるのにも
コイツといるのも
沖「嬉しいですねィ」
マジで黙れ
テメーの股間大事な所蹴るぞ(黒笑)
そしてずってる総悟のk…コホン…大事な所に足を向ける
あ、手の方が加減できるけど
気色悪い感覚が残っちゃうから蹴りにしとくよ
沖「……」
すると総悟はアッサリ黙った
つまんねェ〜
実際どーなるのか気になったのにィ〜(酷)
ビクッ
総悟の体がゆれたような気がした
結果オーライ?
***
スッ
『失礼しま〜す』
いつまで引きずらないといけないのか
気絶した総悟を引きずり局長室に入った
あの後、あそこは流石に可哀相なので頭をバットで殴ったのだ
近「お?来たか」
そこにはにこやかな笑顔で迎えてくれた近藤さん
もう面子がそろっていたらしく俺達が最後だった
近「皆喜べ!!今朝お妙さんの所に行った帰りに福引に寄ったのだが…」
あ…またストーカーしてきたんだ
近「”リゾートホテル温泉旅行の旅4名様ご招待”が当たったぞォ!!」
マジ!?
沖「マジですかィ!?」
気絶していた総悟が起きた
土「温泉か…一風呂でも浴びるか…」
いいじゃん温泉!!
足が伸ばせる〜
しかも
『リゾートホテル?』
近「そうだ。近くに海があってな、凄い綺麗なんだ」
沖「って事は海を見ながら露天風呂?」
近「あぁ」
やったァ!!
近「だが4名だ…て事で、俺達4人で行こうと思ってな」
『わぁ〜い!!』
土「嬉しいのか?」
『もうめっちゃ嬉しいさ!!しかも海!!泳ぎた〜い』
沖「海…いいですねィ」
***
ブロロロロロ
近「3人ともいるか〜?」
『いますよ〜』
近「じゃぁ出発〜!!」
翌早朝
俺達4人はバスに乗り込み
リゾートホテルに急いだ
『なァ土方さん』
土「何だ?」
『暇』
土「は?」
『暇ァ〜!!!』
土「煩ェ!!静かにしてろ!!貸切じゃねーんだぞ」
まぁよーするに普通のバスに乗ったわけですよ
『だって暇なんだもんよォ俺』
土「勝手に一人で遊んでろ」
『ひっど〜!!瞳孔マヨンは最低だ〜♪瞳孔マヨンはキューピーちゃん命ィ〜♪』
土「歌うな!!」
***
しばらくすると海が見えてきた
『わ〜海だ〜』
沖「綺麗ですねィ」
土「ZZZ…」
近「わっはっは近づいてきたようだな」
俺と総悟は窓に這い蹲って海を眺めていた
輝く朝日に照らされて
水面はキラキラと光っていた
その光景は輝く宝石よりも美しく
俺達を魅了した
『綺麗だ…兄貴にも見せてあげたかったな…』
沖「……」
総悟は無言でを見た
水面の光が反射したのか
の瞳は薄らと輝いていた
近藤さんは土方さんの後を追って眠っていた
朝が早かった所為であまり眠れなかったのだ
否、近藤さんの場合ははしゃぎ過ぎだろう
キィィ
バスはしばらくすると綺麗な…旅館とも言えるか、
ホテルの前に止まった
4人はバスから下りて回りを見渡す
『此処に…』
土「泊まるのか」
近「そうだ」
沖「いい場所でさァ」
本当に綺麗なところだ
近くの海も綺麗だし、
温泉もあるし
見た目もいい
俺は昔こーゆーとこに住みたかったんだよな〜
ホラ
乙女って小さい時はお城に住みたいとか夢があるもんじゃん?
一応俺も純粋な乙女だからぁ〜
沖「そうなんですかィ?」
あ…また…
いつもさ〜
心読むのやめてくんない?
沖「誰も読んでねーでさァ」
はい?今なんと?
沖「声に出てますぜ」
『マジでェェエエエエエ!!?』
土・近「!?」
『あ……』
土「どうした!?」
近「そんなに此処に来れたのが嬉しいのか」(違)
沖「独り言のように呟いてやした
つまり…変人ですねィ…ククク…面白いでさァ」
マジでか…
俺はなんでいつもいつも…
聞かれてはマズい事ばかり口に出してるんだろう…
俺は・・・俺は・・・
なんて痛い子なんでしょう…
土沖「さァ?」
あ…土方さんまで…
近「そう気を落とすな…」
ゴリラまで…
『”未確認生命物体 THE GORIRA”が何を言う』
近「何それェ!!未確認!?俺って人間じゃなくてノミ以下ぁぁああああ!!?」
『煩い…』
しくしく
『嫌われてるもの以下って悲しいね』
しくしくしくしく
『オイオイ…チミィ…お前の醜い顔で泣いてたら全ての生き物が泣くぜ( ̄ー+ ̄)』
近「嬉しくない…」
女将「お部屋に御案内致しますね」
綺麗な女将さんが出向いてくれ
部屋に向かう
は!!
もしかして相部屋!?
女将「クスクス…皆様全員一人一人個室がありますよ。御気になさらないで下さいな」
別に気にしてないさ
寧ろ助かるよ…女将さん
女将「それはそれは…どう致しまして」
・・・・・・
『声…「出ていらしたわよ」・・・・・・そうですか…』
またかよォォオオオオオ!!!
***
女将「此処です」
『わぁ!!』
綺麗な広い部屋
スウィートルームじゃないのォ!?って感じ
女将「此処が様のお部屋です」
『じゃぁ先部屋入って荷物整理しておくんで』
土「あぁ」
沖「また後で」
近「の部屋いいな〜」
女将「そして隣が沖田様のお部屋です」
沖「の隣ですねィ」
にやり
沖田から黒いオーラが発した
土「(何か企んでやがる…)」
女将「そしてお向かいの此方が土方様で、その隣がゴリラさ近藤様」
近「あの、ゴリラって言おうとしませんでした?
ねぇしませんでした??」
女将「では私めは此処で失礼しますね」
そう言ってスッと去っていった
近「ねぇ!!言った?ゴリラって言ったァア!!?ねぇエエエ!!!」
土「近藤さん煩い!!」
ガッ
しつこいゴリラを殴って引きずって部屋に放り込んだ
コンコン
『?』
荷物の整理していたら
ノック音が…
『はいよッ』
ガラッ
手を伸ばして襖を開けようとしたら
先に開いた
沖「!!」
ガバァッ
『ひゃぁ!!』
いきなり抱きついてきやがった
ぎゅぅうう
『は…離れろ馬鹿!!』
沖「やっぱりは女ですねィ」
は?
沖「前こうして抱きついた時に気付けばよかったでさァ
今こうしてみてみると、女の特徴のふくよかな体つきですねィ」
『こんの変態がぁああああああ!!!』
拳を沖田のボディに入れようとしたが
難なくかわされた
沖「っと…危ないですぜ」
『テメーが悪いんだろォがァ!!』
なんか…
最近土方さんの気持ちが分かってきたよ
そりゃぁ傍からみれば羨ましいだろうよ?
人気の沖田総悟君に抱きつかれてるんだからね?
でもさぁ
限度ってあるよ
『俺其のうち瞳孔開くかなぁ。ねぇ、どう思う?』
沖「さァ?開くんじゃねェかィ?」
最悪じゃんか…
沖「それより海行きやせんかィ?近藤さんが張り切ってまさァ」
『海?そういやぁ海なんて久しぶりだなぁ』
泳ぎたいという欲望に駆られた
無性に泳ぎたい
『泳ぎたいな〜』
アレ?
俺なんか肝心な事忘れてないかな?
沖「そうですかィ?じゃぁ行きやしょう」
そう言って俺の手を引く総悟
!!!
分かった!!
『ちょ…ちょちょちょ待って!!待って総悟!!』
沖「?」
強く引っ張っていた総悟が止まった
沖「なんですかィ?」
『無理!!やっぱ俺泳がない!!』
沖「何ででさァ」
『ホラ〜俺金槌だし〜』
沖「俺ァ前バリバリ泳げるって聞いた事ありまさァ」
『いえ、言った事ないです』
泳げない=泳げるわけない!!
俺は
女なんだから!!
総悟は知ってるけど
他のマヨ国王とストーキング(ストークの王様)は知らないんだから!!
今はさらし巻いてるけど
水着なんて着れるわけない!!
だって男は上半身が「裸ですからねィ」
気付いてやがった
わざとかコノヤロー!!
『じゃぁ…服着てビーチには行く。でも泳がない』
沖「チッつまんねーの」
総悟は舌打ちして俺の部屋から出て行った
ねぇ…今舌打ちした?
ねぇ…反抗期?
お母さん悲しい…アレ?俺お母さん?
てかどうするよ俺…
少しでも濡れてみろ
ヤバイ事になる
出てるとこ何も無いけど一応はね
女なんだから少しはあるんよ?
無いに等しいかもね〜
なんかさ〜
俺暗くなってない?
誰か教えて
俺はどーしたらいいの?
最近総悟の所為でストレス増えてるかもよ
あぁ
若白髪あったらどーしよう
NEXT
〜後書き〜
長くなったので分けました
此れあんま展開ないんで面白くないわな…うん