悪寒がしたら絶対気まずい奴と出会う
第十二訓 悪寒がしたら絶対気まずい奴と出会う
『え〜っと…まずはっと…』
一般常識?
『一般常識について…』
皆意外と真剣に聞いている…
まァ知らない世界だからな…
『この時代には天人はいない
宇宙に人間ではない生物がいるかも・・・とかはあるけど実際はいない…』
土「天人がいない!?どういう事だ!?」
『もともと昔からいないことになってます
江戸時代…攘夷戦争の相手は天人ではなく…外国船となってるんだ』
山「ここの人達はどうやって町を発展したんですか?」
さすが密偵…するどいね…
『人の脳…とでも言っておこうかな
人が知恵をしぼりこんで(何か言い方変)工夫して工夫して発展したんだ。
宇宙からの支援なんてない』
皆真剣だ…
『でもテロや戦争はまだ続いてる…・
国と国との争いはずっと続いてる…日本はないけどね』
「生活は服装意外は変わらない…
パフェも煙草もミントンもあるしね…
でも着物や真選組の隊服はダメ!!着物は行事がある時だけ着る
まァ銀時の着流しを脱いだ服装見たいなモン?』
『今からいう事重要!!皆しっかり聞いて!!』
俺はしっかりと頭に残るように言う…
『刀・バズーカ・銃など人に危害を加える凶器は銃刀法違反で逮捕される』
沖「マジですかィ?じゃぁどうやって土方を殺ろう…」
土『まず殺るな』
『人殺しなんてもっても他。即刑務所行きだから!!』
沖「チッ。バレないようにやればいいんでしょコイツは簡単に死ぬような奴じゃねィ」
はァ…ったくコイツは…
『後は…変装させた理由…』
コレ…言うべきか?
言わないべきだろ…上手く誤魔化そう…
『君達は俺達の時代にも昔の人として有名です』
さりげなく漫画から離そう…
『特に真選組・・・局長近藤勲、副長土方十四郎、一番隊隊長沖田総悟は
新撰組で近藤勇、土方歳三、沖田総司として有名です』
銀「名前が違う…」
『そう。名前が違う…顔も違う…
でも顔も違うけどどっちかっていうと君達の顔の方が有名…理由はノーコメント』
山「アレ?俺は?」
『この世界の過去の密偵はあんまり有名じゃないんだ・・・・・・
でも君は有名だよ!!
ちなみにザキは山崎進…アレ?漢字ってどうだったかな?』
山「……(泣」
あぁ…いじけちゃった…
『で…まァとにかく君達5人は顔も名前も有名!!
この時代に君達を知らない人は少ないから・・・・・・変装して!!
多分君達を見たら”あぁ!!土方にそっくり!!”とか、何々にそっくり!!
って言われると思う・・・俺がちゃんとフォローするからいいけど・・・』
銀「どうやって?」
『”そうなんだ!!名前も年も一緒なんだぜ!!吃驚だろう!!”って言う』
土「そんなんでいいのか?」
『いいのいいの…言うの忘れてたけど…
銀時は江戸時代の人じゃないことになってる…
時代は忘れたけど本名は坂田金時…坂本の言った通り!!』
銀「マジでか…」
神「私はどうネ!!」
あ…
『ゴメン神楽・・・神楽については分からない・・・』
しゅん…
かわいい…
多分神楽坂からの引用だよ思うんだけどな
じゃな〜い!!
『ゴメンな神楽!!知らねーんだ!!許してくれ!!』
神「……許すヨ」
良かった…
『で…今日から帰れるまで俺の家に住むわけだから…
家事とかもやってもらわないとね!!
あ…仕事はダメだからな!!お前ら有名だし(顔もいいから)きゃぁきゃぁ言われちまう』
きっとお前らホストとホステス勧誘だぜ
『って事で…俺と銀時・山崎は料理担当
俺学校あるから平日は二人で頼むな!!
あ…ちなみに今季節は冬だから…元の世界と真反対の2月!!』
山「俺と旦那が料理っすか!?」
『アレ?山崎って料理できそーなんだけど』
山「出来るけど…旦那は…」
もともと銀時は一人暮らしだし…何巻か忘れたけどバンバンできるって書いてあったし…
銀「俺はできるけど…」
『決定!!で…神楽と総悟と土方さんは掃除』
沖「何ででさァ!!」
土「何で俺が!!」
神「サディストと一緒はやーヨ!!」
『だって…土方さんはマヨ料理になりそうだし…
総悟は実験とかで毒物入れそうだし…神楽は卵かけご飯しか作れないし』
山銀「納得…」
『今日は日曜だし…明日は学校…今日中に日用品買わないと!!
飯は6人分もないからなァ…』
神「ないアルか!?それは困るよ!!私死んじゃうヨ!!」
『ってことで買いに行くどォ!!誰か行く人ォ!!』
シーン
『てっ…テメーらァ!!』
神「ハイ!!私行くヨ!!」
『よォ〜し!!神楽いい子だ!!後は…総悟行くぞ!!』
沖「何で俺なんでさァ」
『家に置いとくと危ないから』
沖「俺は何もしませんぜ多分」
にやり
『やるき満々だろォ!!!』
コツコツコツ
そんなこんなで買い物を終らせ道を歩いていた((早っ!?
二人にはもちろん変装させて…
かなりいい感じになってるよ…君ら…
皆の目線が痛い…
「ねェねェ…あの人達かっこいい あの子かわいいw」
「私ヘアバンドの人がいいなァw爽やかで」
そりゃ総悟は見た目は爽やかっすよ
「そっちもいいけど私は隣の人だなァ…同じく爽やかでなんかかっこいいw」
アレ?俺か?
「どっちもかっこいいよォ!!」
はァ…毎日うぜェ
沖「アイツらなんでさァ…さっきも見られててイライラするぜェ」
『分かるよ…その気持ち…俺なんて…同姓だぜ?』
沖「今回だけ同情してやらァ」
「なァそこのお嬢さん俺たちと遊ばない?」
あ…神楽がナンパされてる…
神「何ネ!!お前らみたいなチャラ男は興味ないネ!!」
『さすが神楽…』
「そんな事いわないでさァ〜こんな顔だけの奴なんてほかっとこうよ ねェ」
そしてぐいぐい引っ張られる
一度つかまれれば男と女の差…
普通の男なら神楽は余裕だが…男どもがよってたかっているから無理だろう…
『オイテメーら「そいつを離しなせェ」…へ?』
総悟?
沖「嫌がってるじゃねェかィ その汚ねェ手を離しなせェ」
「んだと?コノヤロー 俺達に刃向かうたァいい度胸じゃねェかァ!!」
ん?
「またアイツ等よ…」
「可愛い子見つけるといつもそう…でも強いから立ち向かえないんだよね…」
『そうか!!テメーら剛胴か!!』
沖「剛胴?」
『この世界で暴れてる不良の1つだ…』
沖「へェ〜ソレは面白そうでさァ」
『俺もやっちゃっていい?』
沖「いいですぜ」
『あ…でもここで暴れたら警察沙汰だからちょっと移動しようか』
沖「そうですねィ」
『オイテメーら!!ここじゃ周りの奴が危ねーから移動すっぞ!!』
「俺らに命令してんじゃねーよ チビが」
『勝手に言っとけ。泣いてもしらねーぞ(黒笑)』
沖「チャイナァ」
神「何だヨサディスト」
沖「おとなしくしてろィ」
『すぐ助けてやっから』
神「…サディスト…」
ザッ
『さてと 行きますか』
「ホントに君等二人で勝てると思ってんの?」
「笑っちゃうね…」
「チビと爽やか少年に何ができる」
『そっちこそたった10人ばっかで俺らに勝てんの?』
沖「ちびって逃げるのが落ちでさァ」
「『さァはじめようか』」
バキッ
ゴキッ
「ぎゃぁあああああああ」
今戦ってるのは路地裏…
先ほど見ていた人たちは悲鳴のする暗い路地裏に入る道を見ていた
「ぎゃぁあああ助けてェええええ」
そこからは悲鳴が絶え間なく聞こえている
「うわぁああああ」
『ラスト一人ィ』
沖「思ったより弱いですねィ」
『こんなんで不良語ってるんだとよ 笑っちゃうな(黒笑)』
沖「そうですねィ(黒笑)」
男「きゃあああああああ!!!」
あ…
もらした…
『マジでちびりやがった…』
沖「きったね〜」
コツコツコツ
それで俺達は出てきた
「あっ…アイツらは!?」
2,3人で神楽を抑えてた奴が言ってきた
『ハッ…』
沖「『知りたいか(ィ)』」
沖「すぐわかるぜィ」
『なったって』
「『同じ目に合うからなァ!!!』」
ゴキッ
バキッ
「『フッ』」
見ていた人「ぜっ…絶妙のコンビネーション…」
神「!!!」
ガバッ
『おっと…大丈夫だったか?』
神「当たり前ヨ!!ありがとね!!…それと…サディスト」
沖「別にどってことねェでさァ」
あ…もしかして…沖神が見れるチャンス!?
神「正直言えヨ!!可愛くないネ!!」
沖「可愛くなくていいでさァ!!」
あ…また喧嘩始まった…
はァ…
「アレ?」
え?
「じゃん!!何してんの?」
げ…
『沙希…』
沖「誰ですかィ」
『あ〜…俺の親友…ってか幼馴染…』
沖「そうですかィ」
沖「俺ァ沖田総悟って言いやす」
神「私神楽言うヨ!!」
沙「総悟…神楽…って銀t『あ〜〜〜!!!!!』」
『コイツらは俺の親友で…顔も似てるし声も似てるし名前も一緒なんだぜ!!!すげくね??』
沙「そうなんだァ!!すごい!!って…そうじゃなくて…」
『?』
沙「あの…その…昨日は…」
『あぁ…別に沙希悪くないじゃん!!気にすんなって!!
俺は絡んできた奴らが気に食わなかったから帰っただけだ』
沙「でも…」
『悪くねェ!!!だいたいそんなの気にする奴じゃねーだろ!!』
沙「…うん…わかったwありがとう」
『ん!!よし!!それじゃぁ帰るわ俺ら』
沙「うんじゃぁね!!」
『明日学校で!!』
コツコツコツ
沖「なァ…俺も学校に行きてェ」
『は!?』
沖「いいだろィ。
年一年誤魔化せば同じクラスにもなれるし…
なんたって………面白そうでさァ。」
あ…コイツ…虐める人見つけるんだ…
神「私も行きたいヨ!!」
沖「テメーは中学生だろォが。
どうやったって誤魔化しきれねーよ!!」
神「なんだとォ!!このサディスト!!」
はァ…二人を連れてくるんじゃなかった…
『…分かった…総悟は連れてく…神楽は我慢しろ』
神「!!何でヨ!!私の事嫌いアルか!?」
『違うって…神楽は年が違いすぎる…
で、家に二人を置いておくとめちゃくちゃになる』
神「う〜…」
『ゴメンな』
神「に言われたら仕方ないアル…我慢するヨ」
『いい子だ』
『って事で俺学校言って校長に言わないと…だから二人で喧嘩しないで帰る事!!』
絶対コイツら喧嘩するし
『いい子にしてたら巣昆布と…唐辛子買ってきてやるから』
沖「何で唐辛子?」
『そりゃぁ…土方虐めの為…』
にやり
沖「あ〜な〜るほど!!」
『ホントは毒物にしたいけどこの世界じゃ手に入らないしィ』
沖「我慢してやりやしょう」
神「(鬼がいる…ココに鬼が二人いる)」
〜オマケ〜
何でか校長と教頭の奴俺のいう事聞くんだよなァ〜…
何でだろう…だから虐めやすいんだけどねェ〜…
(ちなみに校長と教頭は女です)
その頃沖田と神楽は…
沖「死ねェチャイナァアアア!!!」
神「お前こそ死ねェサディストォオオオオ!!!」
ガキッ
バキッ
ガシッ
やり合っていた…
帰ってからに殺されそうになったとか…
実際暴れて強いのはのようです…
〜後書き〜
次回…沖田が学校に通います!!普通にすごせるのだろうか…
なんか3Zみたくなっちゃったな…